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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ラーガ (रागा / rāga) は、インド古典音楽の音楽理論に現れる旋法。 北インドではラーグ (rāg) という。単数形ラーグあるいはラーガ、複数形ラーガム (रागं / rāgam)。 語意としては「心を彩るもの」と訳される。 == 理論 == ラーガは、インドで使用される非常にきめの細かい旋法であり、音階と混同してはならない。音階はあくまでもラーガの1要素に過ぎない。 ラーガは基本的に旋律を構築するための規則で、音列と同時に、メロディーの上行・下降の動きを定めるものである。つまり、音列上の特定の音をより強調する、より控え目にする、装飾音をつける、ビブラート等の規則があり、さらに使用すべき旋律形および避けるべき旋律形等の規則が存在する。それらの規則の枠組みの中で作曲や即興演奏がなされることにより、そのメロディーがどのラーガであるかが判別することが可能となり、その規則のなかでの無限の変奏が可能となる。 各々のラーガには演奏するのにふさわしい時間帯が決められている。真夜中のラーガ(ミ♭、シ♭を使う)、夜明け前のラーガ(レ♭、ラ♭を主に使う)、日の出のラーガ(レ♭、ミ♭を使う)、という具合に、24時間を10の区分に分けている〔若林忠宏『もっと知りたい 世界の民族音楽』東京堂出版、2003年、ISBN 449020504x pp.136-137.〕。また、ラーガには込めるべき感情(ラサ)が10種類規定されている。形式の古いラーガほど感情は抑制され、神への献身や祈りが中心となる〔田森雅一『インド音楽との対話』青弓社 1990年 pp.148-163.〕。 ラーガを西洋の音階で正確に表すことはできないが、ほぼ対応する音があるので、ここでは便宜的に西洋の音階を援用して説明する。 この12の音はスヴァラと呼ばれる。基本のスヴァラSa Ri Ga Ma Pa Dha Niは、西洋のドレミファソラシとほぼ同じものである。 この12のスヴァラから、5–7音を取って音階とする。音階にはそれぞれ名前も付いており例えば *ブーパーリー: ドレミソラ / ラソミレド (夜) *ドゥルガー・カリヤーン: ドレミファ#ソラシド- / ド-シラソファ#ミレ ファレラ-ド (夜) である。音が上昇する時、下降する時には決まったスヴァラが用いられ、上昇途中、下降途中にはこれから外れる音は入らない。ただし、奏者が時々あえてこの規則を崩して芸術性を持たせることもある〔。 また、この12の音がスヴァラから外れた音を指定することができ、よりフラットな第2音、よりシャープな第7音に変更も可能である。更に、そのような変化がスタイル間に生じ、演奏者、あるいは単に演奏者のムードに続く。絶対音高は存在せず、各実行は単に基本音を取り、他の音階程度は基音に比べて続く。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ラーガ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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