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ラージ・シング : ミニ英和和英辞書
ラージ・シング[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ラージ・シング : ウィキペディア日本語版
ラージ・シング[ちょうおん]

ラージ・シング(Raj Singh, 1629年9月24日 - 1680年10月22日)は、北インドラージャスターン地方メーワール王国の君主(在位:1652年 - 1680年)。
==生涯==
1629年9月24日メーワール王国の君主ジャガト・シングの息子として、ウダイプルで誕生した〔Udaipur (Princely State) 〕〔UDAIPUR (Mewar) (Princely State) 〕。
1652年4月、父ジャガト・シング死亡したことにより、王位を継承した〔Udaipur (Princely State) 〕〔UDAIPUR (Mewar) (Princely State) 〕。
1678年12月、同じラージプートマールワール王国で君主ジャスワント・シングが死亡し、継嗣がいなかったため、翌年1月に同国はムガル帝国の皇帝アウラングゼーブによって併合された。ラージ・シングは相続問題などラージプート内部の問題に関して、アウラングゼーブの介入を強く否定していた〔チャンドラ『中世インドの歴史』、p.369〕。
そのうえ、1679年2月になってジャスワント・シングの未亡人が継嗣アジート・シングを出産して後継者が出来たこと、また同年4月にアウラングゼーブが100年以上廃止されてきたジズヤを復活したことも相まって〔小谷『世界歴史大系 南アジア史2―中世・近世―』、p.177〕、ラージプートらの間では不満が醸成されていった。
同年7月、アジート・シングを擁するマールワール王国のドゥルガー・ダースなどのラージプートらが、帝国に対して反乱を起こした〔チャンドラ『中世インドの歴史』、p.368〕〔小谷『世界歴史大系 南アジア史2―中世・近世―』、p.177〕。アウラングゼーブは強大な軍隊を招集したのちアジュメールに進軍し、その反乱を破り、ジョードプルを占拠した〔チャンドラ『中世インドの歴史』、pp.368-369〕。
このとき、ラージ・シングはマールワール王国を支援するため、自身の武将の一人に指揮させた5,000人の兵士から成る一軍を派遣していた〔チャンドラ『中世インドの歴史』、p.369〕。また、敗れたドゥルガー・ダースがアジート・シングを連れメーワール王国に逃げてきた際、彼は秘密の隠れ家を提供した〔チャンドラ『中世インドの歴史』、p.369〕。
そのため、同年11月にアウラングゼーブはメーワール王国とも戦端を開き、その強力な分遣隊がウダイプルに到着し、王の軍営を襲った〔チャンドラ『中世インドの歴史』、p.369〕。そして、1680年1月にウダイプルとチットールガルは帝国によって占領された〔小谷『世界歴史大系 南アジア史2―中世・近世―』年表、p.40〕。
だが、ラージ・シングは丘陵地帯奥深くに入り、ゲリラ戦に持ち込もうとした。そのため、ムガル帝国は丘陵地帯に入り込むことも、ラージプートのゲリラ戦法に対処することもできず、戦争は膠着した〔チャンドラ『中世インドの歴史』、p.369〕。
1680年10月22日、ラージ・シングは戦争のさなか、クンバルガルで病没した〔Udaipur (Princely State) 〕〔UDAIPUR (Mewar) (Princely State) 〕〔チャンドラ『中世インドの歴史』、p.369〕。死後、息子のジャイ・シングが王位を継承した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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