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ラーム・ナーラーヤン : ミニ英和和英辞書
ラーム・ナーラーヤン[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ラーム・ナーラーヤン ( リダイレクト:ラム・ナラヤン ) : ウィキペディア日本語版
ラム・ナラヤン[ちょうおん]

ラム・ナラヤン(; IAST: 、1927年12月25日 - ) はヒンドゥー伝統音楽で使われるサーランギーを演奏し、国際的にも演奏活動しているインドの音楽家。
ナラヤンはウダイプルに生まれ、早くからサーランギーを演奏した。10代の頃はサーランギー奏者や伝統歌手の下で学び、旅をしながら演奏活動を続けた。
1944年、ラホール(当時は英領インド、現パキスタン)のインド国営放送付きの伴奏者として働いた。1947年のインド・パキスタン分離独立に伴いデリーに移り、そこで伴奏者としての活動に見切りをつけ、1949年にムンバイに移ってインド映画音楽に参加した。
1954年からソロ活動を始めたが、当初は人気がなく、1956年になってようやく成功した。それからはソロアルバムのレコーディングを始め、1960年代にはアメリカやヨーロッパにも演奏旅行した。2000年代になると、インド国外での演奏指導も行うようになった。2005年にインドの2等勲章であるを受章。
==若き日==

ラム・ナラヤンは1927年12月25日、イギリス領インド藩王国の一つの首都ウダイプルで生まれた。
ナラヤンの高祖父バガージー・ビヤーヴァトはアンベール出身の歌手であり、曽祖父サガド・ダーンジー・ビヤーヴァトはウダイプルの(王)の宮廷付歌手であった。ナラヤンの祖父ハル・ラールジー・ビヤーヴァト、父ナートゥージー・ビヤーヴァトは農民であり歌手でもあった。ナラヤンの父Nathujiはを演奏し、母も音楽好きであった〔Sorrell 1980, p. 13〕。
ナラヤンの母語ラージャスターニー語の一方言であり、後にヒンディー語と英語を学んだ〔Qureshi 2007, p. 109〕。ナラヤンは6歳の時、家の顧問グルが置いていった小さなサーランギーに興味を持ち、父から奏法を教えられた〔Sorrell 1980, p. 14〕〔Bor 1987, p. 149〕。ただし、当時のサーランギーは娼婦を思わせることもある楽器だったため、父はナラヤンをやや心配した〔Sorrell 1980, p. 13〕。1年後、ナラヤンの父はジャイプルのサーランギー奏者メヘブーブ・カーンの元に息子を通わせようとしたが、カーンがナラヤンの指使いがまるでなっていないと指摘したため〔、息子の弟子入りは取りやめにして、まずは学校を出るように勧めた〔。
ナラヤンは10歳になると、古いヒンドゥースターニー音楽の一つであるドゥルパドを、サーランギー奏者ウダイ・ラールを手本として勉強した〔。ラールの死後、ナラヤンはの王宮で歌手を務めているラクナウ出身のマーダヴ・プラサードを訪ね〔Bor 1987, p. 151〕〔Sorrell 1980, p. 15〕、プラサードと師弟の契りを結んだ〔Sorrell 1980, p. 17〕。プラサードはナラヤンにヒンドゥスターニー古典声楽の技法を教え、4年後、ナラヤンはウダイプルに戻った〔〔。プラサードは後にナラヤンを訪ね、定住しての音楽活動ではなく、旅をしながらの演奏をするよう忠告しているが〔、ナラヤンの家族は安定した生活を捨てることに賛成しなかった〔。プラサードがラクナウで死ぬまで、ナラヤンは実家に住みながらインドの各地に演奏旅行を行った〔〔Sorrell 1980, p. 16〕。ナラヤンは一時期別の師からガンダ・バンダン(ganda bandhan)を習っているが、間もなくラホールに移動したためそれきりになっている〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Ram Narayan 」があります。




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