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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ラーメンばあは、カネボウフーズ(現:クラシエフーズ)が販売していたスナック菓子。 == 概要 == 「ベビースターラーメン」に似た味付けをされた麺を棒状(バー=商品名の「ばあ」はこれに由来する)にした菓子と、おまけとしてシールが同梱されていた。菓子はそのまま食す他、お湯をかければインスタントラーメンとしても食べられると包装上で説明された。味の種類はしょうゆ味、チリ味、えび味のほか、チョコチップ入りやレモンミルク味などの甘い味付けも登場した。普通のスナック菓子に比べて塩味と脂が濃いのが特徴である〔後にこの菓子の名前に影響を受けた「らーめんババア」(よっちゃん食品工業)が駄菓子として発売された。こちらは棒状ではない。〕。 「覆面レスラーシール」と名づけられたこのシールは、キャラクターが描かれたシールをめくると、そのキャラクターの別の顔が描かれたもう一枚のシールが姿を現すもので、「ラーメン軍」と「麺魔軍」という2つのプロレス団体が抗争を繰り広げるというストーリーがつけられていた。 シール端には各キャラクターの強度を表すパラメーターが表示されており、1枚目のシールをめくれば強度がアップしてホログラム化したり、逆に弱体化するため、それまで見たことのないキャラクターであった場合は、そのシールをめくるのが楽しみとなった。なお、2枚目のシールには頻繁な1枚目の着脱に耐えられるよう、特殊なコーティングが施されていたが、稀にコーティングフィルムが剥がれてしまう事もあった。また、中央が窓となった「透明シール」と呼ばれるものがあり、他のシールに貼る事でキャラクターのパワーアップを示すシールもあった。 「菓子におまけシールをつける」という手法は「ビックリマン」シリーズの影響を強く受けたものであったが、2枚重ねというビックリマンにはないアイデア(のちにビックリマンでもシールを重ねたものが登場)で、後発ながらもシリーズ化され、根強いファンも存在していた。 代表的なキャラクターとしては、ドン・ゴッド理事長、Dr.ヘルス、秘書マリリン、殺し屋キラージョーなどがある。その後ストーリーは、宇宙の命運をかけたスペクタクルへと発展。「ビックリマン」が小学館の『月刊コロコロコミック』とタイアップしていたのに対し、ラーメンばあは講談社の『コミックボンボン』とタイアップしてストーリーの普及が図られた。漫画版の作者は桜多吾作(漫画版の作者名義はおうたごさく)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ラーメンばあ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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