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ラールダーイ : ミニ英和和英辞書
ラールダーイ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ラールダーイ : ウィキペディア日本語版
ラールダーイ[ちょうおん]
ラールダーイサンスクリット語:Laaludaayii)は、釈迦存命中の非行の弟子である。六群比丘の一人で、常に問題を起こし釈迦や周囲の人々を困らせていた人である。
仏典には、Udaayii という名前が多く散見され、それを同一人物とする場合もあれば、まったく別人とする見解もあり一致しない。特にラールダーイとカールダーイは同一視される場合が多く、非常に混乱を招きやすいが、人物の伝記や出身などから鑑みれば、必ずしも同一人物とはいえない点が多い。このことはカールダーイ(迦留陀夷)について詳しく述べているのでそちらを参照されたい。本項においては、釈迦僧団に出家しつつも、しばしば問題を起こし仏や他の出家在家の人々を困らせていたラールダーイ、あるいはウダーイという人物について記述することとする。
== 所業 ==
彼が犯した非法行為は非常に多く、これが元で釈迦仏は多くの戒律を制定されたと伝えられる。したがって、それらをすべて列挙できないので、その中からいくつかの例を挙げてここに紹介する。
#在家に到り、吉の時に不吉な偈を読誦し、不吉な時に吉な偈を誦して、このことを仏に叱られ、彼の本生譚として、昔、Aggidattaというバラモンにて言うべき所にその語を誤り、子供のSomadattaに救われた、と明かされた。
#人々が舎利弗目連の説法を賞賛するのを聞き、彼は「我の説法を聞けば如何に賞賛するであろうか」といって、皆を高座に上らせたが、一句も聞かず、仏はこれを知り、糞に塗れた豚に比して彼を叱ったという。
#Pasuuraという遊行者が、舎利弗に論破せられて後、ウダーイの相好堂々たるを見て大智慧を持つ人と誤解し、彼について出家したが、後に彼の愚かさを知り、また慢心を生じて仏に議論を挑まんとした。
#舎利弗が「涅槃は楽しい」と言ったのを聞き、それを詰問した。また舎利弗が「三学具足し想受滅定を得ずとも、団食天を越えて意成天に生まれる」と言ったのを、何度も否定し仏より叱責された。
#多く邪淫を持つ人で、盛んに手淫をなし他の比丘にも唆した。仏はその為に第一僧残を制定。また女性を自室に入れ、その身を触れ快楽を得て、第二僧残を制定、同じく女性を自室に入れ淫語を語り、その為に第三僧残を制定、淫を以って供養は第一と女に告げ、第四僧残など、多くの邪淫戒について制定された。
#鳥を好まず、射殺し、その首を切って杙(くい)に刺し、仏は「畜生の命を故意に奪うのは波逸提なり」と戒を制定される。
#夕暮れに托鉢し、一人の妊婦が彼の姿を見て驚き流産した。仏は為に非時の托鉢を禁じた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ラールダーイ」の詳細全文を読む




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