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リアルディライト : ミニ英和和英辞書
リアルディライト
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


リアルディライト : ウィキペディア日本語版
リアルディライト

リアルディライト(、1949年 - 1969年)は、アメリカ合衆国サラブレッド競走馬、および繁殖牝馬1952年の牝馬路線で活躍し、3歳ながら同年の最優秀古牝馬にも選ばれた。1987年アメリカ競馬殿堂入りを果たした。
== 経歴 ==
当時のアメリカ合衆国における名門オーナーブリーダーであったカルメットファームの生産した馬で、牧場の主力種牡馬であった父ブルリーと、ステークス競走6勝の戦績を持つ母ブルーディライトの間に産まれた産駒である。
カルメットファームの所有のもと、同牧場のゼネラルマネージャーを務めていたベン・ジョーンズの息子であるホレース・ジョーンズ調教師に預けられた。牝馬ながらも体格に優れ、その体高は17ハンド(約172.72センチメートル)もあった。しかしその体格は脚に大きな負担をかけており、2歳になって競走馬デビューを目前に控えたころに膝の故障を発症し、デビューは翌年までお預けとなった。
1952年になって、リアルディライトは初の競馬場デビューを迎えた。初戦となった年初のオプショナルクレーミング競走を楽勝し、また翌戦の下級条件戦でも難なく勝ち、続いてのアッシュランドステークスでも勝って3連勝、初のステークス競走勝ちも収めた。
牡馬と初の対戦となった4戦目において、アタマ差で初の敗北を喫したが、以後同年は負けなしの連勝街道が続いていった。以後ケンタッキーオークスピムリコオークスコーチングクラブアメリカンオークスと大競走を次々と制覇していった。
この年最終戦のベルデイムステークスでは同時期の名牝ベッドオローゼズとの対決が期待されたが、この年の競走は出走馬が多かったために分割競走となり、それぞれ違う競走に割り振られてしまい、対決が実現することはなかった。リアルディライトはアグリームなどを破ってこれを優勝し、連勝でその年を締めくくった〔The History of Thoroughbred Racing in America - p.450〕。
出走した競走は12競走で、そのうちの一般戦での敗北を除いて11勝を挙げる大活躍を見せた。この活躍により、同年の年度代表馬表彰において最優秀3歳牝馬、さらには3歳馬ながら最優秀古牝馬の座を獲得した。
しかし、翌年の4歳シーズンは初戦を落として連勝が止まる幸先の悪いスタートを切った。翌戦のアーリントンメイトロンハンデキャップこそ制するものの、次走で再び敗れ、その競走を最後に競走生活を引退した。
リアルディライトが3歳時に優勝したケンタッキーオークス・ピムリコオークス・コーチングクラブアメリカンオークスの3競走は、ニューヨーク牝馬三冠の成立する以前に牝馬三冠競走と呼ばれていた。そのため、リアルディライトは1948年に同3競走を制したウィストフルと同様に、「初期牝馬三冠馬」と呼ばれることがある〔。ただし、現代の牝馬三冠の概念の登場以降はほとんど使われなくなった呼称でもある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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