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リオデジャネイロ : 山と海との間のカリオカの景観群(リオデジャネイロ : やまとうみとのあいだのカリオカのけいかんぐん)は、ブラジルの大都市リオデジャネイロにあるUNESCOの世界遺産リスト登録物件である。街並みを対象とする世界遺産ではなく、コルコバードの丘やコパカバーナ海岸など、都市周辺の人の手が加わって発達してきた文化的景観がまとめて対象となっている。文化的景観を対象とする世界遺産の登録は、ブラジルでは2012年に登録された本件が初めてであった。リオデジャネイロの美しい景観は「世界三大美港」の一つ〔『コンサイス外国地名事典』第3版、1998年、p.1085〕とも言われる。それらの美しい景観群は、文芸、音楽、都市計画など、広範囲な分野において創作を触発してきた〔。なお、登録名に含まれる「カリオカ」とは、リオデジャネイロの住民や出身者を指す言葉である。 == 登録経緯 == この物件が世界遺産の暫定リストに記載されたのは2001年8月7日のことであり、最初の推薦は翌年2月29日に行われた。このときの推薦名は「リオデジャネイロ : ポン・ヂ・アスーカル、チジュカの森および植物園」(Rio de Janeiro : Sugar Loaf, Tijuca Forest and the Botanical Gardens) で、複合遺産としての推薦であった〔。2003年の第27回世界遺産委員会で審議された際には、自然遺産要素については「不登録」、文化遺産要素については「登録延期」と決議された〔。一度「不登録」と決議された物件は、同じ理由での再推薦はできなくなる。そして、ブラジル当局は、文化遺産候補(文化的景観)として推薦書を再構成した〔。 再推薦は2011年1月27日のこととなった〔。これを受けて、世界遺産委員会の諮問機関である国際記念物遺跡会議 (ICOMOS) は、翌年春に「情報照会」を勧告した。ICOMOSは推薦物件が顕著な普遍的価値を持つことを認めつつも、管理面での不備を指摘したのである〔。 しかし、その年の第36回世界遺産委員会では逆転での登録が認められた。ブラジルの世界遺産としては19件目であり、2年前の第34回世界遺産委員会で登録されたサン・クリストヴァンの町のサン・フランシスコ広場に続いて2件連続での逆転登録となった。文化的景観の登録は、ブラジルでは初である〔Cultural Landscape (世界遺産センター)〕。 なお、ICOMOSから指摘されていた管理面の不備は、ほぼそのまま付帯的に採用され、改善すべきことが勧告された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リオデジャネイロ:山と海との間のカリオカの景観群」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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