|
リオン武(リオン たけし、1980年3月10日 - )は、日本の男性総合格闘家。本名は井上 武(いのうえ たけし)。神奈川県横浜市出身。シューティングジム横浜所属。柔道弐段。元修斗世界ライト級王者。RISING SUN主宰。 柔道出身ではあるが、多彩なフェイントから繰り出される打撃中心のアグレッシブなファイトスタイルが持ち味。相手を一発で仕留める右ストレートを得意としている。 == 来歴 == 中学より柔道を始め、高校時代には神奈川県大会で準優勝を果たした。兄の影響で高校卒業後に総合格闘技を始め、アマチュア修斗では2002年に東日本大会で優勝、全日本アマチュア修斗選手権でも3位に入賞した〔第9回全日本アマチュア修斗選手権大会 公式結果 日本修斗協会広報誌 BLOG版 2002年9月29日〕。 2003年5月30日、碓氷早矢手戦でプロ修斗デビューを果たし、判定勝利を収めた。 2004年は新人王ライト級(-65kg)トーナメントに出場、準決勝では山田啓介に勝利、決勝では碓氷早矢手からKO勝利を収め、新人王となった。 2005年8月20日、アントニオ・カルバーリョと対戦、判定で敗れプロ初敗北を喫した。11月6日には田村彰敏と対戦、僅差の判定勝ちを収めた。 2006年5月12日、アレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラが世界ライト級王座を返上し、急遽5日前にカルバーリョとの世界戦が組まれた〔ペケーニョ返上。カルバーリョ×リオンで王座戦 BoutReview 2006年5月7日〕。パウンドの連打でTKO勝ちを収め王座獲得に成功し、7年振りに世界ライト級新王者が誕生した。 2007年5月18日、環太平洋王者の田村彰敏を相手に防衛戦を迎えるも、判定負けで王座陥落となった。11月8日には田村の王座返上により空位となっていた環太平洋王座を賭け戸井田カツヤと対戦、判定勝ちで王座獲得に成功した。 2008年5月3日、セバント・ヤングとノンタイトルマッチで対戦。2ラウンドにギロチンチョークから逃れる際に場外に出てしまったため、逃避行為とみなされ減点を受けたことも響いて判定負けとなった。11月29日、修斗世界ライト級チャンピオンシップにて門脇英基に判定勝ちを収め王座獲得に成功した(世界王座獲得と同時に環太平洋王座は返上扱い)。 2009年5月10日、初防衛戦で佐藤ルミナと対戦し、パウンドでTKO勝ちを収め、王座防衛に成功した。 2009年10月30日、10年ぶりの開催となったVALE TUDO JAPAN 09でアレッシャンドリ・フランカ・ノゲイラと対戦し、パウンドでKO勝ち。 2010年1月23日、修斗でジェラルド・ロバートと対戦し、腕ひしぎ十字固めで一本勝ち。前日計量をクリアできず当日計量で契約体重をパスしての試合となった。 2010年5月30日、2度目の防衛戦で日沖発と対戦し、1-2の判定負けを喫し王座から陥落した。 2010年9月5日、DREAMの記者会見が行なわれ、9月25日のDREAM.16で宮田和幸と対戦することが発表された〔青木が五味に一本勝ちしたアウレリオと激突!! リオンがDREAM初参戦!!9・25『DREAM.16』一部対戦カード発表!! DREAM公式サイト 2010年9月5日〕。DREAMデビュー戦は、0-3の判定負けとなった〔【DREAM】石井慧が国内初勝利、桜庭和志は生涯初の一本負け!(3) 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年9月25日〕。 2011年4月29日、修斗伝承 2011で土屋大喜と対戦し、KO勝ちを収めた。試合後には婚約したことを発表した。 2011年5月29日、DREAM JAPAN GPでDEEPフェザー級王者の松本晃市郎と対戦し、パウンドでTKO勝ち。 2011年9月24日、DREAM.17で宇野薫と対戦。宇野が放った右ジャブにカウンターの右ハイキックを放ち、KO勝ちを収めた。 2011年11月6日、シュートボクシングルール初挑戦となったSHOOT the SHOOTO 2011でSB東洋太平洋ウェルター級王者の宍戸大樹と対戦し、3ラウンドに腰投げでシュートポイントを奪い2-0の判定勝ちを収めた。 2011年12月31日、元気ですか!! 大晦日!! 2011で高谷裕之の持つDREAMフェザー級タイトルに挑戦するも3Rにはイエローカードを出されるなど消極的なファイトに終始し、0-3の判定負けで王座獲得に失敗した。 2012年4月13日、シュートボクシングで鈴木博昭と対戦。投げでシュートポイントを奪うなど優位に試合を進めるが試合終了間際に鈴木と同時に右フックを放ち、相討ちの形で両者ダウンし両者カウント内に立ち上がるもリオンの受けたダメージが明らかに大きなものであったためレフェリーがリオンのTKO負けを宣告した〔【シュートボクシング】サワーが鈴木悟をKO!鈴木博昭はリオンにKO勝ち 格闘技ウェブマガジンGBR 2012年4月13日〕。キャリア初のKO負けとなった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リオン武」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|