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リカステ・アロマティカ ''Lycaste aromatica'' (R. C. Grah. ex Hook.) Lindl. は、リカステ属のランの一つ。香りがよくこの属のものとしては普及している種である。 == 特徴 == 多年生の着生植物〔以下、主として土橋(1993)p.236〕。落葉性で、開花時には葉がない。偽鱗茎は密集して生じ〔ガーデンライフ編(1969)p.201〕、卵形でやや扁平、高さ7-8cmで、先端に2ないし3枚の葉をつける。また、偽鱗茎の表面には花後に縦溝を生じる〔唐沢監修(1996)p.337〕。葉は草質、披針形で長さは40-55cmに達する。葉幅は約10cmで、ひだが多い。 開花期は春で、落葉後の新芽が動くと同時に出る〔青山(1997)p.168〕。花茎は偽球形の基部から出て直立し、高さは約15cm。花茎には一つだけ花をつけるが、花茎が一つの偽球形から多数出て、一つの株からは同時に多数の花をつける〔斎藤(2009)p.42〕。花は径6-7cm、蝋質で萼片は黄緑色で花弁は濃黄色。側萼片は水平に伸びる〔唐沢監修(1996)p.337〕。花は斜め上に向いて咲くので、正面から見ると、唇弁の裏側が見える〔斎藤(2009)p.42〕。 花は香りが強い。ちなみに学名は「香りがある」の意である〔塚本他(1956)p.117〕。 File:LycasteAromatica.jpg|多数が咲いている様子 File:Lycaste aromatica (as Maxillaria aromatica) - Edwards vol 22 pl 1871 (1836).jpg|(画)サラ・ドレーク "Botanical Register" 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リカステ・アロマティカ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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