|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
リカルド・アブリル(Richard Abril、男性、1982年8月10日 - )は、キューバのプロボクサー。フベントゥド島出身。第78代WBA世界ライト級王者。アウトボクシングを武器に、多彩なテクニックを駆使する曲者の選手。ディベイラ・エンターテインメント所属。 ==来歴== 200戦あまりアマチュアで試合をしたが目立った記録は無い。他のキューバ人ボクサー達とは違いキューバを自由に行き来できる。 2005年12月9日、アメリカでプロデビュー。4回判定勝ち。 2010年10月19日、ホセ・レイエス(ドミニカ共和国)とWBCラテンアメリカライト級王座決定戦を行い、10回判定勝ちで王座を獲得した。 2010年12月10日、ミゲール・アンヘル・ムンギア(メキシコ)とWBAフェデラテンライト級王座決定戦を行い、5回TKO勝ちで王座を獲得した。 2011年7月30日、コスタリカでフリオ・カマノ(パナマ)とWBAフェデラテンライト級王座の初防衛戦を行い、3-0(110-99、110-99、110-99)の判定勝ちを収め初防衛に成功した。 2011年10月22日、パナマのパナマシティで元WBA世界ライト級王者ミゲル・アコスタ(ベネズエラ)とWBA世界ライト級暫定王座決定戦を行い、4回にダウンを奪って先制。10回には2度ダウンを奪ってストップ手前まで追い詰め、12回僅差判定勝ち(113-112、117-111、115-111)を収め念願の王者にたどり着いた。 2012年1月5日、自身の他、パイパロープ・ゴーキャットジム(ミニマム級)、ホセ・アルフレド・ロドリゲス(ライトフライ級)、ファン・カルロス・レベコ(フライ級)、リボリオ・ソリス(スーパーフライ級)、ウーゴ・ルイス(バンタム級)、ギレルモ・リゴンドウ(スーパーバンタム級)、ブライアン・バスケス(スーパーフェザー級)、ヨハン・ペレス(スーパーライト級)、イスマエル・エル・マスウーディ(ウェルター級)、アンソニー・ムンディン(スーパーウェルター級)、ハッサン・ヌダム・ヌジカム(ミドル級)、ブライアン・マギー(スーパーミドル級)、デニス・レベデフ(クルーザー級)の17階級中14階級の暫定王者が世界ランキング1位にランクインされた〔WBA公式サイト WBA Official Ratings as of November/December 2011参照 〕 〔暫定王座が剥奪されたわけではないので、正規王者が長期離脱するような緊急性がある場合は暫定王座の防衛戦を行うことができる。正規王者の指名試合の対戦相手の最有力候補であるのと同時にWBAによる暫定王座の更なる乱造の自制の意味合いのある措置である為。〕 。 2012年4月14日、マンダレイ・ベイ・ホテル&カジノにて、元WBA世界ライト級王者ブランドン・リオスと王座決定戦を行う予定だったが、リオスがジョン・マレー戦に続き体重超過で失格となった為、アブリルが勝てば空位の正規王座に認定されリオスが勝てば暫定王座も空位となるという条件で試合は行われ、1-2(117-111、112-116、113-115)の判定負けを喫し暫定王座も空位になった。しかし専門家などからアブリルが勝ったという声が聞こえ、この試合の立会人でもあるロバート・マック(ラスベガス)がWBAでこの試合を検証するように連絡、ビデオでの検証が行われた結果、同年4月16日正規王座を空位のままにし、アブリルを暫定王座に差し戻すことを明らかにした。この試合を放送したHBOのスコアは117-111でアブリルだった。 2013年2月28日、アブリルを空位の正規王座に認定し、同年3月2日のシャリフ・ボゲール戦が正規王者としての初防衛になるとWBAが発表した〔Abril motivated to defend WBA title Fightnews.com 2013年2月28日〕。 2013年3月2日、ザ・ジョイントにてシャリフ・ボゲール(ウガンダ)と対戦し、3-0(115-111、116-110、116-110)の判定勝ちで初防衛に成功した〔アブリール、ライオン男を制圧 WBAライト級 ボクシングニュース「Box-on!」 2013年3月4日〕。ボゲールはこの敗戦で初黒星となった。 2013年11月10日、東京・両国国技館にてWBA世界ライト級3位のホルヘ・リナレス(ベネズエラ)と2度目の防衛戦を行う予定だったが〔山中、11月に防衛戦=リナレスは3階級制覇挑戦-ボクシング 時事通信 2013年9月26日〕〔Linares vs. Abril title bout official November 10 WBA公式サイト 2013年9月26日〕〔リナレス 2度目の3階級制覇挑戦に手応え スポニチアネックス 2013年9月27日〕、同年10月30日にマイアミで調整していたアブリルがスパーリング中に右足首を負傷し、試合を行うことが不可能になり、アブリルのオスミリ・フェルナンデス・トレーナーの「我々の目標はタイトル防衛だが、今のところ不可能になった」との発言もあり試合中止となった〔Abril Injures Ankle, Withdraws From Linares Fight BoxingScene.com 2013年10月31日〕〔リナレスの世界戦が中止に 王者アブリル負傷 Boxing News(ボクシングニュース) 2013年11月1日〕。 2014年3月22日、モスクワでWBA世界ライト級4位のエドゥアルド・トロヤノフスキーとWBA世界ライト級王座の2度目の防衛戦をする予定だったが負傷した足首が悪化したため延期になった。 2014年4月25日、モスクワでエドゥアルド・トロヤノフスキーと延期となっていた2度目の防衛戦をする予定だったが、今度はトロヤノフスキーが右手中指を骨折したため再度延期となった〔アブリルの防衛戦また延期、今度は挑戦者が負傷 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年4月17日〕。 2014年6月7日、モスクワのダイナモ・スポーツ・パレスでエドゥアルド・トロヤノフスキーと再延期されていた2度目の防衛戦をする予定だったが、またも延期となり試合は中止となった。 2014年9月20日、フィンランド・ヘルシンキのハートウォールアリーナでWBA世界ライト級12位のエディス・タトリと対戦し、2-0(114-114、116-112、117-111)の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した〔アブリルがフィンランドで防衛、ナルバエスV11 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年9月21日〕。フィンランドでフィンランド人の世界戦が行われるのは1962年8月12日にヘルシンキ・オリンピックスタジアムでオッリ・マキがデビー・ムーアに挑戦して以来だった。 2014年12月17日、2015年2月23日にマンチェスターのフォンズ4uアリーナ・マンチェスターでアンソニー・クローラと3度目の防衛戦をする予定だったが、クローラが泥棒を取り押さえようとしたところ、逆襲にあいレンガで頭を殴られ頭蓋骨と足首を骨折し試合は中止となった。 2015年2月13日、3月6日にリバプールのエコ・アリーナ・リバプールでデリー・マシューズと3度目の防衛戦をする予定だったが、アブリルがウィルスに罹り試合は中止となった〔アブリルがまた防衛戦キャンセル、デング熱に感染? Boxing News(ボクシングニュース) 2015年2月14日〕。 2015年4月10日、リバプールのエコ・アリーナ・リバプールで当初は3月6日に予定されながら延期となっていたWBA世界ライト級4位のデリー・マシューズと対戦予定だったが、アブリルは病気が回復せず試合をキャンセル。WBAは防衛戦をキャンセルしたアブリルを休養王座に認定し、暫定王者のダーリー・ペレスを正規王座に認定した〔World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2015年4月10日〕〔ブルックがギャビンと防衛戦、アブリルは休養王者に Boxing News(ボクシングニュース) 2015年4月11日〕。 2015年8月12日、WBAは2015年7月度のランキングを発表し、アブリルから休養王座を剥奪した上でランキングから除外した〔World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2015年8月12日〕〔井上尚弥トークショー開催、村田諒太はWBA15位に Boxing News(ボクシングニュース) 2015年8月13日〕。 2016年3月8日、ディベイラ・エンターテインメントと契約を結んだ〔DiBella inks Richar Abril fightnews.com 2016年3月8日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リカルド・アブリル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|