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リコンフィギャブルコンピューティング : ミニ英和和英辞書
リコンフィギャブルコンピューティング[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ブル : [ぶる]
 【名詞】 1. bull 2. (n) bull
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

リコンフィギャブルコンピューティング ( リダイレクト:再構成可能コンピューティング ) : ウィキペディア日本語版
再構成可能コンピューティング[さいこうせいかのう-]
再構成可能コンピューティング(さいこうせいかのう-、Reconfigurable Computing)は、ソフトウェアの持つ柔軟性とFPGAなどの高度に柔軟な高速コンピューティング構造による高性能ハードウェア処理を組合わせたコンピュータ・アーキテクチャである。一般的なマイクロプロセッサを使った場合との根本的な違いは、制御フローに加えて実際のデータ経路を変更する能力があることである。一方、ASICなどの専用ハードウェアとの主な違いは、再構成可能な構造に動作中でも新たな回路構成を「ロード」することができる適応能力である。
== 歴史と特性 ==
再構成可能コンピューティングの概念の発祥は1960年代ごろ、の記念碑的論文で一般的なプロセッサに「再構成可能な」ハードウェアの配列を接続したコンピュータを提案したのが最初である〔Estrin, G. 2002. Reconfigurable computer origins: the UCLA fixed-plus-variable (F+V) structure computer. ''IEEE Ann. Hist. Comput.'' 24, 4 (Oct. 2002), 3–9. DOI= http://dx.doi.org/10.1109/MAHC.2002.1114865〕〔Estrin, G., "Organization of Computer Systems—The Fixed Plus Variable Structure Computer," ''Proc. Western Joint Computer Conf.'', Western Joint Computer Conference, New York, 1960, pp. 33–40.〕。メインプロセッサは再構成可能ハードウェアのふるまいを制御する。再構成可能ハードウェアは画像処理パターンマッチングなどの特定のタスクを実行するよう可及的速やかに仕立てられる。タスクが完了したら、そのハードウェアは別のタスク向けに構成し直される。これによってコンピュータはソフトウェアの汎用性とハードウェアの高速性を兼ね備えたものとなる。しかしこのアイデアは時期尚早であり、当時の電子回路技術では実現不可能だった。
1980年代から1990年代にかけて、この分野の研究は再び活気を帯びてきた。産業側でも学究側でも様々な再構成可能なアーキテクチャが開発された〔C. Bobda: Introduction to Reconfigurable Computing: Architectures; Springer, 2007〕。たとえば、COPACOBANA , Matrix, Garp 〔Hauser, John R. and Wawrzynek, John, "Garp: A MIPS Processor with a Reconfigurable Coprocessor," ''Proceedings of the IEEE Symposium on Field-Programmable Custom Computing Machines'' (FCCM '97, April 16–18, 1997), pp. 24–33.〕, Elixent, XPP, Silicon Hive, Montium, Pleiades, Morphosys, PiCoGA〔Campi, F.; Toma, M.; Lodi, A.; Cappelli, A.; Canegallo, R.; Guerrieri, R., "A VLIW processor with reconfigurable instruction set for embedded applications," Solid-State Circuits Conference, 2003. Digest of Technical Papers. ISSCC. 2003 IEEE International , vol., no., pp.250-491 vol.1, 2003〕 などである。これらのデザインが可能となったのは、半導体技術の進歩によって複雑なデザインをひとつのチップに実装できるようになったためである。世界初の再構成可能な商用コンピュータ Algotronix CHS2X4 は1991年に完成した。これは商業的には成功したとは言えないが、ザイリンクス社(FPGAの発明社)はこの技術と Algotronix の技術チームを買い取った〔Algotronix History 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「再構成可能コンピューティング」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Reconfigurable computing 」があります。




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