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リサデル () はアメリカ合衆国の競走馬、および繁殖牝馬。 == 経歴 == 1971年にクレイボーンファームで誕生した。父フォルリはアルゼンチンの名競走馬で、種牡馬としても本馬を含む多くの産駒に恵まれ成功した。母ソングはアメリカで5勝を挙げた牝馬で、繁殖牝馬として2頭のG1馬を出した名牝である。兄弟にタッチ(サセックスステークス、種牡馬)やキングペリノア(チャンピオンズ招待ハンデキャップ)、全姉にスペシャル(繁殖牝馬)がいる。 現役時代はアイルランドの厩舎に所属し、レスター・ピゴットの騎乗のもとでアザシステークスとコロネーションステークス(当時はG2)で勝ち星を挙げた。 1975年から繁殖入りした。代表産駒に1990年生まれの牡馬ファザーランド(父サドラーズウェルズ)がいる。同馬は1992年のナショナルステークスに勝ち、1993年の2000ギニーでは2着に入る活躍を見せた。しかし、同年の末にアメリカで出走したハリウッドダービーの競走中に故障し、予後不良となっている。 このほかで競走馬として目立った成績を挙げた馬はいないが、繁殖入りして成績を挙げた馬もいる。初年度産駒のイェーツ(父ニジンスキー)は5戦3勝で種牡馬入りし、オーストラリアに輸出後に現地でアワポエティックプリンス(コックスプレート)などを出している。 姉のスペシャルほどではないが、リサデルの牝系も大きく枝を伸ばして、その先にいくつかの名馬を出している。3代先にはジャパンカップなどに勝った日本の競走馬エルコンドルパサー、4代先にはローマ賞2連覇などがあるドイツの競走馬ソルジャーホロウがいる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リサデル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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