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リスザル リスザル(栗鼠猿)は、リスザル亜科 (Saimiriinae) 、リスザル属 (''Saimiri'') に属するサルの総称。ただし、特にそのうちの1種、コモンリスザル ''Saimiri sciureus'' を単に「リスザル」と呼ぶこともあるため、注意を要する。 体長約29cm、尾長約41.5cm。大きさがリスのように小さく、体色も似通っていることから「リスザル」と呼ばれる。中南米の森林に集団で生息し、木の実や虫、小鳥を食べる。 ペットとして需要があり「もっとも飼育しやすいサル」と言われているが、あくまで「サルの中」での話であり、ペットとしてはかなり飼育が難しい部類に入る。軽い気持ちで購入してトラブルになる例もあるという。 リスザルは世界で初めて宇宙旅行をした霊長類である。1958年12月13日、"Gordo"と名付けられたリスザルが、アメリカ合衆国のジュピターAM-13に載せられて打ち上げられた。"Gordo"を載せた宇宙船は宇宙空間を2,000kmほど旅行した後大西洋に着水したが、パラシュートの機構の問題によりほぼ墜落状態で、"Gordo"の生還はかなわなかった。世界初の宇宙から生還した動物はアカゲザルとクモザルで、その翌年のことであった。 ビタミンD3要求量が高いため、くる病のモデル生物として使用される。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リスザル」の詳細全文を読む
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