|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
リチャード・ウィルスン(Richard Wilson、1920年 - 1987年)はアメリカ合衆国のSF作家であり、熱心なSFファン。 == 人物 == フューチャリアンズ(Futurians)〔※ニューヨークに拠点を置いたSFファン団体。アイザック・アジモフ、ジェイムズ・ブリッシュら著名SF作家が名を連ねた。〕の会員であり、同会員のレスリー・ペリー(Leslie Perri)〔※Leslie Perri (?-1970)。SF作家・SF挿絵画家。フレドリック・ポールとの結婚経験もあり。〕と結婚していた時期がある。 少年時代からSFを愛好し、1940年ごろ(20歳ごろ)から「アストニッシング・ストーリーズ」誌に寄稿を始める。この時期の作品は同じく新人だったC・M・コーンブルースとの合作であり、2人で質の高くないスペース・オペラを乱作したという。戦後は1951年から活動を再開し、「イフ」誌、「ギャラクシー」誌、「F&SF」誌などの一流誌に短編を寄稿した。〔『第五惑星の娘たち』(リチャード・ウィルスン著、吉田誠一訳、東京創元社、1965年)巻末「ノート」(厚木淳)〕 ウィルスンはシラキューズ大学ニュース局のディレクターとして、パブリック・リレーションズの分野でも活動した(1964年から80年)。1980年に彼はシニア・エディターとなり、82年に退職した。彼は1987年5月に永眠した。〔"Richard Wilson Dead at 66; Was SU Editor, Sci-Fi Writer ", ''Syracuse Post-Standard'', March 31〕 彼の、SF界およびシラキューズ大学への貢献として他に挙げられるのは、多くの著名SF作家から文書の寄付を受け、同大学のジョージ・アレンツ研究所図書館へ寄付したことである。その一環としてウィルスンは「明日の世界」誌1967年5月号に『シラキューズ大学のSFコレクション』という記事を書いている。このコレクションは最終的には草稿、ゲラ刷り、雑誌、書簡、美術品を含むようになった。寄付者にはピアーズ・アンソニイ、ハル・クレメント、キース・ローマー、ラリー・ニーヴン、フレデリック・ポールなどがいる(ウィルスン自身もその一人である)。これらの文書は初め倉庫にしまわれていたが、後に大学構内にあるアーネスト・スティーヴンソン・バード図書館の空調された最上階に移された。これは「世界で最も重要なSFの原稿と文書のコレクション」と呼ばれている。〔Fred, Lerner (1983), "Syracuse University ", in Hall, Halbert W. & Ash, Lee, ''Science/fiction Collections: Fantasy, Supernatural & Weird Tales '', New York: Haworth Press, pp. pp 59-62, ISBN 9780917724497〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リチャード・ウィルスン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|