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リチャード・ゴードン・スミス : ミニ英和和英辞書
リチャード・ゴードン・スミス[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

リチャード・ゴードン・スミス : ウィキペディア日本語版
リチャード・ゴードン・スミス[ちょうおん]
リチャード・ゴードン・スミス(Richard Gordon Smith、1858年 - 1918年11月6日)は、イギリスの旅行者、スポーツマン(狩猟などを楽しむ人)ならびに日本に数年滞在したのをはじめ、多くの国を見聞した博物学者である。
==生涯==
リチャード・ゴードン・スミスは1858年イングランド北西部に生まれる。妻のエセル・ニューカム(Ethel Nercomb)とは1879年に結婚〔Marriage Records for Ethel Newcomb and Richard Smith - Ancestry.ca 2015年5月4日閲覧〕。イギリスの紳士で、始めの頃はフランスノルウェーカナダ旅行した博物学者やスポーツマン。父のジョン・ブリッドソン・スミスはチェルトナムに住む家族の九つ子の末弟で、自身の探求の才能は彼の血筋から受け継がれた。〔Travels in the land of the gods - Google Books〕
妻と結婚して18年、スミスは旅に明け暮れ、家庭を顧みない人物になっていた。
スミスは大英博物館からの依頼を受け、生物に関する調査のために日本へ旅立った。途中でスリランカミャンマーなどの極東の地域で調査を行い、1898年12月24日に日本へ到着。初めての旅行による見聞に基づき、彼の8冊にも及ぶ膨大な手記を認(したた)めることになった。 スミスは自らが遭遇した奇異な信じられない出来事をまとめ、これらを「仰天日記」と呼んだ。日露戦争を皮切りに変化する以前の日本の風俗を表現したものである。〔One Man’s View - Scriblets〕手記には絵師によって緻密に描かれたイラストが添えられ、当時の光景を示した写真も多く残されている。1900年2月まで滞在した後、ニューギニアフィジーでの探索を経てイギリスに帰国。
しかし病気のため日本へ再び戻る。1903~1905年にかけてイギリスへの航路の途中、中国シンガポール、スリランカへ寄港。1905年末に京都を訪れ、民話や伝説を見聞したものを自らの日記に残した。さらに動植物を採集し、大英博物館に寄贈した。これらは学術の面でじつに興味をそそられるものばかりである。〔"Dwarf Trees" from Richard Gordon Smith's Journal - Phoenix Bonsai Society〕
1908年には、''Ancient Tales and Folklore of Japan(日本における昔話と伝説)''を発表するが、イギリスではさほどの評価は得られなかった。〔序文には次のように綴られている。〔

1910年にはスミスの資金繰りの悪化に伴い、妻に別居を通告された。彼は脚気マラリアを患った上で健康を害し、1915年9月をもって手記を断筆した。〔1918年11月6日死去、訃報は日本語版の"Weekly Chronicle"にも伝えられた。〔The Japan diaries of Richard Gordon Smith - Google Books〕
日本では1907年3月に旭日章(勲四等)を受賞した。〔Ancient Tales and Folklore of Japan - Google Books〕

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「リチャード・ゴードン・スミス」の詳細全文を読む




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