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リッカー : ミニ英和和英辞書
リッカー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

カー : [かー]
 【名詞】 1. car 2. (n) car
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

リッカー : ウィキペディア日本語版
リッカー[ちょうおん]

リッカー株式会社 (RICCAR) は、かつて日本に存在したミシンメーカーである。1994年にダイエー子会社のダイエーファイナンスなどと合併、ダイエーオーエムシー(のちのオーエムシーカード、現・セディナ)となって消滅した。
子会社の「リッカー販売」はリッカー合併後も存続したが、2004年12月にヤマノホールディングコーポレーションに売却された。
==概要==
設立は1939年。前身の理化学工業(「リッカー」の社名はこれに由来するといわれている。後述)は建築用のテックスを製造していたが、戦後になってミシン製造に参入。独自の前払い割賦制度で販売を伸ばし、一時は日本国内のトップシェアとなる。ミシンの需要がピークを過ぎると販売ルートを生かした家電販売を開始する。特に電子レンジは自社開発を行い、次代の主力製品のひとつと位置付けた。他にも不動産への参入などの多角化を進め、社名もリッカーミシンからリッカーへ変更する。しかし、主力のミシンでは電子化に出遅れ、シェアも国内3位まで落ち込むようになった。この頃から、販売不振を隠すため粉飾決算を行うようになる。1984年には主力取引銀行からの融資も打ち切られ、東京地裁に和議を申請し事実上の倒産となる。負債は1100億円で、戦後4番目の大型倒産(当時)であった。
倒産時点で前払い割賦金制度の利用者が約60万人いたため、消費者保護のため国会でも問題となった。また、粉飾決算については、4人の逮捕者を出した。
1987年から、ダイエー(現在はイオン傘下)の支援により更生を開始。更生のため販売活動を中心にした業態となり、ミシン製造からは撤退した。1993年に更生を完了したが、翌年にはダイエー子会社と合併し、リッカー株式会社は消滅する。
リッカーブランドのミシン事業は子会社であるリッカー販売の売却先、ヤマノリテーリングス(現:ヤマノホールディングス)に譲渡されたが、現在はブラザー工業製品(プリンタ含む)の取り扱いに切り替えている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「リッカー」の詳細全文を読む




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