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リチャード・リー・サトクリフ(Richard Lee Sutcliffe, 1956年6月21日 - )は、MLBの元選手。ポジションは投手。アメリカ合衆国ミズーリ州インディペンデンス出身。ニックネームは「Red Baron」。 == 来歴・人物 == のMLBドラフトでロサンゼルス・ドジャースから1巡目(全体21位)に指名を受け入団。9月29日にメジャーデビューし、1年目は1試合だけ登板。翌はメジャー登板なし、は2試合の登板に終わる。 に先発ローテーション入りし、17勝10敗、防御率3.46で新人王に輝く(この年からまで4年連続でドジャースから新人王が誕生した)。にドジャースはポストシーズンに進出するが、この年2勝に終わった彼はロースターから外されてしまう。これに激怒してトミー・ラソーダ監督のオフィスに乱入し、机をひっくり返したという。これが原因で12月9日にクリーブランド・インディアンスにトレードされる。 1982年は14勝、防御率2.96で最優秀防御率のタイトルを獲得。翌には17勝を挙げ、オールスターにも初出場した。は開幕から4勝5敗、防御率5.15と不調でシーズン途中の6月13日にシカゴ・カブスにトレードされるが、移籍後は16勝1敗という驚異的な成績でカブスの地区優勝に貢献し、サイ・ヤング賞を受賞した。翌年カブスと126万ドルで再契約した際、メジャー最高年俸投手となった。 余談だがこの際のカブスとの契約の中に、「遠征の際のホテルはキングサイズのベッドがあるシングルルーム」という条項があり、200cm高身長・サトクリフならではの契約内容と話題になった。〔当時のメジャーリーガーの遠征のホテルは相部屋が原則で、シングルルームを希望する選手は、ツインとの差額分を年俸から負担する契約を結ぶ必要があり、「シングルルーム」の契約は、高給取りのひとつの象徴でもあった。〕 にはリーグ最多の18勝を挙げ、2度目のオールスター出場。には16勝を挙げ、3度目のオールスター出場を果たした(この年のナショナルリーグ監督はラソーダだった)。腕のケガでは0勝2敗、翌1991年は6勝5敗に終わり、シーズン後ボルチモア・オリオールズに移籍する。 4月6日、新しく完成したオリオールズのホームスタジアム「オリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズ」の最初の試合で先発。インディアンスを完封し新球場のオープンに花を添えた。その年は16勝、翌年は10勝を挙げる。 にセントルイス・カージナルスに移籍するが、ケガに悩まされ6勝4敗、防御率6.52と不調で、7月22日の試合を最後に引退。 現在はESPNの解説者をしている。2006年のワールド・ベースボール・クラシックでも現地の解説をしていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リック・サトクリフ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Rick Sutcliffe 」があります。 スポンサード リンク
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