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リック・ミッチェル : ミニ英和和英辞書
リック・ミッチェル
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


リック・ミッチェル : ウィキペディア日本語版
リック・ミッチェル

リック・ミッチェル(Richard ("Rick") Charles Mitchell、1955年3月24日- )は、オーストラリアの陸上競技選手。1980年モスクワオリンピックの銀メダリストである。
== 経歴 ==
ミッチェルはもとはラグビーの選手であり、1972年に17歳で陸上クラブに入会したきっかけもラグビーの翌シーズンに備えるためというものであった。陸上をはじめてから、ミッチェルは400mのランナーとして頭角を現すようになり、1974年には47秒7を記録。そして、1975年には45秒7のオーストラリアタイ記録を樹立。同年にはオーストラリアの国内大会を制するまで成長した。
ミッチェルは、1976年のモントリオールオリンピックに出場。この大会ではオーストラリアは1つの金メダルも取ることができない大不振の大会であったが、ミッチェルは決勝に進出し45.40秒のオーストラリア新記録で6位という成績を残した。
ミッチェルは、2年後のコモンウェルスゲームズに出場。強風の中行われた400mのレースでは、強豪たちを下し、大きな国際大会で初めての優勝を果たす。さらに、4×400mリレーでもアンカーを務め銅メダルを獲得した。
ミッチェルは、1979年のワールドカップ陸上には出場せず、翌年のモスクワオリンピック出場に向けたトレーニングに力を入れることにした。これは4年前と同様の調整スタイルであった。国内において何度もオーストラリア新記録を樹立した。
ミッチェルは、オーストラリアチームのキャプテンに指名され、オリンピック直前にもオーストラリア新記録を出し絶好調のままオリンピックを迎えた。400mの予選は余裕で勝ちあがり、2大会連続の決勝進出を果たす。そして決勝レースでも44秒84の英連邦新記録、世界歴代12位の好タイムでゴールした。しかし、地元ソ連ビクトル・マルキンが44秒60で金メダル。ミッチェルは銀メダルを獲得した。
モスクワオリンピック後はヨーロッパを転戦する。このとき、ボイコットのため出場できなかったアメリカ選手とも対戦する機会が何度か訪れたが、ミッチェルはそのいずれでも勝利を収め、強さを印象付けた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「リック・ミッチェル」の詳細全文を読む




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