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リッサウイルス属 : ミニ英和和英辞書
リッサウイルス属[ういるす]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ウイルス : [ういるす]
 【名詞】 1. virus 2. (n) virus

リッサウイルス属 : ウィキペディア日本語版
リッサウイルス属[ういるす]

リッサウイルス属(りっさういるすぞく、''Lyssavirus'')はRNAウイルス(第5群)であるモノネガウイルス目ラブドウイルス科の一属。
14種が属し、著名な狂犬病ウイルスをはじめ、いずれも致命的な感染症病原体となることから「リッサウイルス」とも総称される。
語源はギリシャ神話の女神リッサ(Lyssa、狂気・憤怒・狂乱を司る)。
ヒト哺乳類脊椎動物宿主とし、人獣共通感染症を引き起こすため、日本では感染症法の監視対象となっている。
== 概要 ==
ウイルス粒子は直径75~80nm、長さ180~200nmと大型で、5つ以上のウイルスタンパクから構成されるエンベロープを持つ。神経親和性が強く、感染・伝播はGタンパク質に対する中和抗体で抑制される〔リッサウイルス感染症とは 国立感染症研究所〕。
構造は、トゲ付きのエンベロープ、基質タンパク質による中間領域、遺伝子領域(ゲノム)を包むカプシドによるヌクレオカプシドから構成され、カプシドは植物感染性ウイルスの典型であるラセン対称性を持ち、一般的に立方対称性を持つヒト感染ウイルスとは異なっている。
ゲノムは分節しておらず、細胞への感染後にタンパク質コードに必要なRNA(+)を作成するためのRNAポリメラーゼ L、基質タンパク質 M、核タンパク質 N、糖タンパク質 G、から構成されている〔第15章 ウイルスと病気 日本ウイルス学会〕。
標的細胞へは、クラスリン媒介エンドサイトーシス型の受容体に対する糖タンパク質結合により感染する。細胞質で増殖し、先導細管に沿って出芽して宿主細胞を破壊する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「リッサウイルス属」の詳細全文を読む




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