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リトル・デーヴィッド : ミニ英和和英辞書
リトル・デーヴィッド[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

リトル・デーヴィッド : ウィキペディア日本語版
リトル・デーヴィッド[ちょうおん]

リトル・デーヴィッド()とは第二次世界大戦時にアメリカ軍が開発した、世界最大の迫撃砲である。
“リトル・デーヴィッド(''Little David'')”とは開発時のコードネームであるが、制式化はなされなかったため、アメリカ軍装備としての制式番号はない〔基になった試験装置の仮制式番号が「T1(Bomb Testing Device T1)」であったことから、“T1 "Little David"”と記述されている例もある。〕。
== 概要 ==
口径は36インチ(914 mm)、航空爆弾の試験装置を転用して開発されたもので、これは2014年現在においても迫撃砲としては世界最大のもので、火砲の口径としても最大のものである〔ただし、砲の口径のみであれば本砲が世界最大だが、ドイツの80cm列車砲(いわゆる「グスタフ・ドーラ列車砲」)が砲身長や砲重量、砲弾重量などの点では大きい。〕。
太平洋戦線で行われたいくつかの上陸作戦において、堅固な日本軍の防御陣地により大きな損害を出したことから、予定されていた日本本土上陸作戦においても、それらに対する強力な攻撃手段が必要だと考えられたことにより、1944年3月より計画が進められた。開発計画そのものは順調で、開始より4ヶ月後には試作砲が完成し、同年10月より実射テストが行われたが、移動・設置に多大な時間と手間がかかることや、1発あたりの発射にかかる時間も大きく、また砲としての射撃精度が低く、射程も短いこと、砲弾にその巨大な口径に比した威力があると見なされなかったことから、実用性に疑問が持たれることになり、テスト中に日本が降伏したために、実戦で使用されることはなかった。戦争の終結により、開発計画は1946年にキャンセルされた。
試作されたリトル・デーヴィッドはメリーランド州アメリカ陸軍兵器博物館において砲弾や移動用の車輪付き架台と共に展示されて現存している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「リトル・デーヴィッド」の詳細全文を読む




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