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リバンダ(モンゴ語:Líbanda)とは、コンゴのモンゴ族が行うレスリングの一種。 元々は戦士としての価値と抜け目のなさを測る手段であるが、娯楽でもある。フリースタイルレスリングと同じように、円形のリングの中で体全体で組み合う。相手を掴んだり、投げ技や足払いを使って相手を倒すと勝ちになる。手、足、頭突き等による打撃も許されてはいるが、実際にはあまり行われないという。 対戦する力士は、腕を前に振りながら、互いに相手に掴みかかる隙やタイミングを伺う。 試合の時にはドラムのビートに合わせて勇敢さと挑戦の歌を歌い、踊りや魔法、そして過去の英雄をたたえる儀式が行われる。リバンダの象徴はヒョウである。このため力士は白い塗料で全身に模様を描いて戦う。リバンダは武術というよりは、通過儀礼に近い。試合に勝つ事は、自分への勝利なのである。 リバンダは、奴隷と共に海を渡り、カポエイラの元になった武術の一つとみられている。 == 関連項目 == *アフリカの武術一覧 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リバンダ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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