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リベルトゥス・フロムンドゥス : ミニ英和和英辞書
リベルトゥス・フロムンドゥス
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


リベルトゥス・フロムンドゥス : ウィキペディア日本語版
リベルトゥス・フロムンドゥス
リベルトゥス・フロムンドゥス(ラテン名:Libertus Fromondus、ベルギー名:Libert Froidmont、1587年 - 1653年)は、スペイン南ネーデルラント(現ベルギー)の神学者科学者である。コペルニクス地動説に対して、反対する著書『反アリスタルコス論』(''Anti-Aristarchus sive orbis terrae immobilis adversus Philippum Lansbergium'')を書いたことなどで知られる。
Haccourt-Liegeに生まれた。リエージュイエズス会の学校で学び、ルーヴァンのFalcon collegeで哲学を学んだ。コルネリウス・ヤンセンの友人となった。アントワープで教師をした後、ルーヴァンに戻って教師となった。自然科学に興味を持ち、物理学数学の著書を出版した。流星の権威として知られるようになり、デカルトから論文を受け取るが、デカルトの意見に対して批判的であった。科学革命が進行する時代であったが、フロムンドゥスは古い考え方を擁護した。哲学を教えながら神学を学び、1628年に神学の博士となった。コルネリウス・ヤンセンの死後に出版された『アウグスティヌス』から影響を受けた。
コペルニクスの地動説に対して『反アリスタルコス論』を書いた。地動説はすでに論駁されたアリスタルコスの説にすぎないと主張し、もしも地球が回転しているのならば風は常に東から吹き、風にさからって音を聞くこともできないであろうなどと述べ、アリストテレストマス・アクイナスを援用し、地球は宇宙の中心に静止すべきであると主張した〔『科学と宗教との闘争』 ホワイト(著)、森島恒雄(訳)岩波新書〕。
==著書==

*''Coenae saturnalitiae, variatiae Somnio sive Peregrinatione coelesti'' (Louvain, 1616);
*''Dissertatio de cometa anni 1618'' (Anvers, 1619);
*''Meteorologicum libri VI ''(Anvers, 1627).
*''Labyrinthus sive de compositione continui ''(Anvers, 1631)
*''Commentarii in libros Quaestionum naturalium Senecae ''(Anvers, 1632);
*''Anti-Aristarchus sive orbis terrae immobilis adversus Philippum Lansbergium ''(Anvers, 1634),

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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