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リュウキュウサギソウ
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リュウキュウサギソウ
リュウキュウサギソウ (琉球鷺草、学名:''Habenaria longitentaculata'' Hayata) は、ラン科ミズトンボ属の多年草。別名のナメラサギソウ(滑ら鷺草)は植物体が無毛でなめらかなことによる。また、イトヒキサギソウ(糸引鷺草)とも呼ばれるが、この名称は台湾産の裂弁玉鳳蘭(''Habenaria polytricha'' Rolfe)の和名として使われる場合がある。両種は形態的に明確な差異が認められるが、文献上では学名や分布域も含めて混同がみられる。フィリピン、タイ、ベトナムなどにも類似種が分布するが、これらが同種であるか否か類縁関係は十分に研究されていない。 == 特徴 == 奄美大島から台湾にかけて、常緑広葉樹林のやや湿った林床に地生する。地下に紡錘形の球根があり、その上端から茎が伸び草丈は50-60cm前後。広披針形の葉が5-7枚、茎の中ほどに集まって着く。花序は葉が集まっている部分から上に伸び上がり、晩夏から秋にかけて多数の淡緑花が総状に咲く。側花弁と唇弁は糸状に伸び、前者は基部まで深く二裂、後者は三裂して広がり特異な形状となる。 日本本土のミズトンボ属と異なり常緑性で、翌年の新芽が伸び出した後もしばらく旧葉が残る場合がある。そのため新旧の2本立ちが栄養繁殖した2株と勘違いされることがある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リュウキュウサギソウ」の詳細全文を読む
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