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リュウキュウヨロイアジ(学名:''Carangoides hedlandensis'')はアジ科に属する沿岸性の海水魚である。別名キビレヒラアジ〔〔。インド太平洋の熱帯・亜熱帯域に広く生息し、その生息域は西は南アフリカ、東は日本やサモアまで広がっている。最大の記録でも全長32cmという、アジ科としては小型の種である。吻には隆起がみられ、この特徴で外見のよく似るヨロイアジと識別できる。沿岸海域に生息し、ふつう湾や浜でみられる。エビや小型のカニ、小型の魚類などを捕食する肉食魚である。漁業や釣りの対象となる事は少ないものの、食用にはなる。 ==分類== スズキ目アジ科のヨロイアジ属(''Carangoides'')に属する。 本種は1934年に、オーストラリアの魚類学者Gilbert Percy Whitleyによって記載された。この記載が現在でも有効とされている〔 〕。Whitleyは本種を''Olistus hedlandensis ''と命名し、当時有効だったアジ科の''Olistus ''属に分類した。その後''Olistus ''属がヨロイアジ属(''Carangoides '')のシノニムとされた際は、本種はそのヨロイアジ属、あるいはギンガメアジ属(''Caranx'')に位置づけられた。そして現在までに前者のヨロイアジ属への分類が受け入れられるようになった。種小名の''hedlandensis ''は初記載の際のタイプ標本が採集された西オーストラリア州のポートヘッドランド(Port hedland)に因んでいる〔。なお、本種は1833年にジョルジュ・キュヴィエによって''Olistus malabaricus ''という学名で初記載されているため、本来はキュヴィエに先取権があるはずである。しかしながら、この学名は''Olistus ''属がヨロイアジ属に合流した際に同属のアンダマンアジの学名''Carangoides malabaricus ''と同名になってしまった。この問題を解消するために、後行のWhitleyの学名の方が採用されたのである〔。 本種は同属種のヨロイアジ(''C. armatus '')と非常に良く似る。そのため今までにも数多くの混同がなされて来たと考えられている。実際に1980年の論文では、博物館の所蔵標本の中で2種が誤って同定されている例が多数報告されている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リュウキュウヨロイアジ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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