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リュウグウノツカイ(竜宮の使い、学名:)は、アカマンボウ目リュウグウノツカイ科に属する魚類の一種。リュウグウノツカイ属に含まれる唯一の種とされている〔。 == 形態 == リュウグウノツカイは全身が銀白色で、薄灰色から薄青色の線条が側線の上下に互い違いに並ぶ。背鰭・胸鰭・腹鰭の鰭条は鮮やかな紅色を呈し、神秘的な姿をしていることから「竜宮の使い」という和名で呼ばれる。全長は3mほどであることが多いが、最大では11m、体重272kgに達した個体が報告されており、現生する硬骨魚類の中では現在のところ世界最長の種である〔。 体は左右から押しつぶされたように平たく側扁し、タチウオのように薄く細長い。体高が最も高いのは頭部で、尾端に向かって先細りとなる。下顎がやや前方に突出し、口は斜め上に向かって開く。鱗・歯・鰾をもたない〔『Fishes of the World Fourth Edition』 p.230〕。鰓耙は40-58本と多く、近縁の ''Agrostichthys'' 属(8-10本)との鑑別点となっている〔。椎骨は143-170個〔。 背鰭の基底は長く吻の後端から始まり、尾端まで連続する。すべて軟条であり鰭条数は260-412本と多く、先頭の6-10軟条は鬣のように細長く伸びる〔〔〔『深海魚 暗黒街のモンスターたち』 pp.114-117〕。腹鰭の鰭条は左右1本ずつしかなく、糸のように著しく長く発達する〔。腹鰭の先端はオール状に膨らみ、本種の英名の一つである「Oarfish」の由来となっている〔。この膨らんだ部分には多数の化学受容器が存在することがわかっており、餌生物の存在を探知する機能をもつと考えられている〔。尾鰭は非常に小さく、臀鰭はもたない〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リュウグウノツカイ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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