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『リュオン』は、佐々木淳子作による少女漫画で、同じ佐々木の作による漫画『ダークグリーン』の外伝。 2002年にビブロス社の雑誌『マガジンZERO』に掲載され、その後、幻冬舎により2004年3月に単行本化された。 == 概要 == 本作誕生の発端は、かつてほぼ同時期に少女漫画雑誌に掲載されていた佐々木作のSF長編作品『ダークグリーン』『那由他』『ブレーメン5』の文庫本版を目にした編集担当者が、佐々木に作品の執筆を依頼したことから始まる〔。 佐々木の過去の作品を愛読していたその担当者は、佐々木との数度の打ち合わせの末、『ダークグリーン』の外伝の執筆を依頼。こうして『ダークグリーン』の続編という形で『リュオン』が誕生し、雑誌掲載に至った〔。 後にその編集担当者は、『那由他』『ブレーメン5』の外伝も描けないかと佐々木に依頼。これも執筆されることになり、『リュオン』単行本化の際に書き下ろし作品として同時に収録された〔。リュオンが『那由他』や『ブレーメン5』の世界に迷い込むという形式で描かれており、『ダークグリーン』と『那由他』は同一世界と思わせる描写が為されているが、『ブレーメン5』の世界は『ダークグリーン』とはパラレルワールドであることが作中で示唆されている。 2011年には幻冬舎コミックスから文庫本として刊行され、前述の編集担当者の希望による描き下ろし作品『ミュロウ』が新たに収録されている。 その他、『ダークグリーン』関連ではない単行本未収録作品が5点、単行本・文庫本双方に収録されており、そのうちの一つ『ルオスV』(『コミックゲーメスト』1997年4月掲載)のアイディアは、後に『ダークグリーン』シリーズ第3弾『ディメンショングリーン』へと繋がっている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リュオン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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