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リュシュトゥ・レチベル : ミニ英和和英辞書
リュシュトゥ・レチベル
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。


リュシュトゥ・レチベル ( リダイレクト:リュシュテュ・レチベル ) : ウィキペディア日本語版
リュシュテュ・レチベル

リュシュテュ・レチベルRüştü Reçber 1973年5月10日 - )は、トルコアンタルヤ出身の元同国代表サッカー選手。現役時代のポジションはゴールキーパー
== 経歴 ==
ユース時代は右ウイングとしてプレーしていたが、17歳の時の監督に「君は背が高いからゴール前に立ってみるといい」と言われ、ゴールキーパーに転向した。1990年ブルドゥルギュジュに入団。1シーズン在籍した後に地元のサッカークラブ・アンタルヤスポルへ移籍した。
GKコーチのIlie Datcuによって見い出され、ファティ・テリム監督の指導によって才能が開花した。テリムは、まだクラブの第3GKだったリュシュテュの潜在能力に感銘を受け、「君はいずれトルコでもっとも素晴らしいGKになるだろう」と伝えた。テリムはフェネルバフチェSKガラタサライSKベシクタシュJKのトルコ三大クラブにリュシュテュを推薦し、1993年にベシクタシュJKと契約した。しかし、契約締結の直後に自動車事故に巻き込まれて怪我を負い、メディカルチェックを通ることができず、ベシクタシュJKへの移籍は取りやめになった。
1993-94シーズンのはじめ、フェネルバフチェSKと契約した。そのシーズンはアンタルヤスポルでプレーすることが認められ、レンタル移籍という形でチームに残った。フェネルバフチェでの初年度となる1994-95シーズンは、クラブとトルコ代表の正GKのEngin İpekoğluが負傷し、幸運にも出場機会を得て、1994年10月12日のアイスランド戦で代表デビューを飾った。その後9年間はクラブでも代表でも地位を不動のものとし、フェネルバフチェ在籍期間中に4度のリーグ優勝を成し遂げた。UEFA EURO '96UEFA EURO 2000に出場。さらに2002年日韓W杯では、チームの守護神として48年ぶりに本大会出場を果たした代表を3位入賞に導く活躍を見せ、最優秀GK投票ではドイツオリバー・カーンに次ぐ2位に選ばれた。
2003年にフェネルバフチェとの契約が切れるとACミランインテル・ミラノFCバルセロナバレンシアCFマンチェスター・ユナイテッドFCアーセナルFCユヴェントスFCリヴァプールFCからオファーがあり、アーセナルFCと契約間近だったが、アーセン・ベンゲル監督と口論したことから移籍は破談となった。結局、FCバルセロナに移籍し、好調なプレシーズンを送ったが、シーズン開幕前に怪我に見舞われた。開幕にはなんとか間に合ったが、リュシュテュはまだスペイン語に不慣れだったため、フランク・ライカールト監督はビクトール・バルデスを開幕戦に送り出した。「私の実績と能力からすれば、スペイン語が話せないために試合に出られないのは解せない」と述べたが、ぱっとしないスペインでの挑戦は1シーズンで終わった。
2006-07シーズンにフェネルバフチェでリーグ優勝したが、自身の将来のことでクラブと揉めたことから、ヴォルカン・デミレルにポジションを奪われた。そのため、ライバルクラブのベシクタシュJKにフリーで移籍し、フェネルバフチェのファンの怒りを買った。ベシクタシュJKでも好パフォーマンスを披露したが、たびたび怪我に悩まされている。
UEFA EURO 2008では控えゴールキーパーとして選出されたが、出場停止となったヴォルカン・デミレルに代わり大会途中から出場。準々決勝のクロアチア戦ではスーパーセーブを連発し、PK戦でもクロアチアに1本しか成功を許さない活躍で、トルコ初のベスト4進出に貢献した。また同大会終了後、代表引退を表明した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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