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リュリャイリャコ山 : ミニ英和和英辞書
リュリャイリャコ山[やま]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [やま]
 【名詞】 1. (1) mountain 2. (2) pile 3. heap 4. (3) climax 5. critical point 

リュリャイリャコ山 ( リダイレクト:ユーヤイヤコ ) : ウィキペディア日本語版
ユーヤイヤコ[やま]

ユーヤイヤコ(Llullaillaco)とは、アルゼンチンサルタ州)とチリの国境に位置する標高6723m〔ユーヤイヤコ山 コトバンク〕の成層火山ジュージャイジャコとも〔。アタカマ砂漠に広がる乾燥地帯アタカマ高原(プーナ・デ・アタカマ)〔にあり、アンデス山脈では7番目に高いでもある〔Andes 6000m peak list 〕。広大な岩屑地帯に囲まれており、標高が高く寒冷な割には〔、極めて乾燥しているため氷河は一切存在しない。山体は氷期の氷河によって浅い氷食谷が放射状に刻まれ、万年雪が山頂の極一部に見られるのみである〔Clapperton, Chalmers M.; “The quaternary glaciation of Chile: a review” in ''Revista Chilena de Historia Natural'', 1994〕。当該地域の雪線は約6500mと世界最高を誇り、ヒマラヤ山脈よりも1000m程度、コロンビア及びエクアドル方面のアンデス山脈よりも2000m程度それぞれ高い〔。
山の名は、「濁水」を意味するアイマラ語(llulla=「濁った」、yacu=「水」)に由来するとも、「偽りの水」を意味するケチュア語(Lullac=「偽りの(または当てにならない)」、yacu=「水」)に起源を有するとも言われる。先コロンブス期にはインカ人が登攀〔Ricker, John F.; ''Yuraq Janka: Cordilleras Blanca and Rosko''; p. 4. ISBN 093041005X〕。山頂からの出土品は、19世紀末以前に人間が当時の世界最高高度に達した証拠となっている。1952年12月1日ビオン・ゴンサレスフアン・アルセイムが明確な記録に残る初登頂に成功。
== 登山ルート ==
標高の高さから多大なる困難が伴うものの、特殊な登山技術を要さない登山ルートが複数存在する。殆どが残雪地帯を通るため、アイゼンピッケルが必須である。なお、ビーグル紛争期(1978年 - 1982年)に地雷が設置されており、チリ側から登攀する際は注意を要する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ユーヤイヤコ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Llullaillaco 」があります。




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