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リョウマエビ(龍馬海老)、学名 ''Justitia japonica'' はイセエビ科に分類されるエビの一種。イセエビに似た大型種で、インド太平洋の沿岸域で稀に捕獲される。和名は坂本龍馬に由来する。 ==特徴== 成体の体長は最大25cmほどで、イセエビと同等かやや小さい。体色は全身がほぼ一様な淡褐色をしている。第1歩脚が大きく発達し、先端は鋏に変化しているが、先端の可動指が極端に大きく、ロブスターやアカザエビ等のように2つの爪の大きさが揃っていないため、よく「不完全な鋏脚」と表現される。 甲の表面は毛が少なく平滑だが、頭胸甲と第6腹節(尾扇の前)は鱗状の彫刻に覆われ、頭胸甲後半部では鱗状彫刻が横向きに並ぶ。さらに第1-5腹節の背面にはそれぞれ4-7本の細い横溝が走り、背面の大部分に横溝が刻まれた特徴的な外見をしている。 複眼の上には大きな「眼上棘」がある。イセエビ科の眼上棘は前方に湾曲した円錐状で枝分かれしないのが普通だが、リョウマエビ属の眼上棘は上面に鋸歯状の棘が3つ並び、シカの角にも例えられる。頭部周辺にも多数の棘があり、特に第2触角つけ根の外側には大きな平たい棘が1本突き出る。また、腹節の両縁には下向きの鋭い鉤状の棘が1本ある〔内海冨士夫・西村三郎・鈴木克美『エコロン自然シリーズ 海岸動物』1971年発行・1996年改訂版 ISBN 4586321059〕〔三宅貞祥『原色日本大型甲殻類図鑑 I』ISBN 4586300620 1982年 保育社〕〔L. B. Holthuis"Marine Lobsters of the World" - Species:Justitia japonica (Japanese furrow lobster) 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リョウマエビ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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