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リリ・ラスキーヌ : ミニ英和和英辞書
リリ・ラスキーヌ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

リリ・ラスキーヌ ( リダイレクト:リリー・ラスキーヌ ) : ウィキペディア日本語版
リリー・ラスキーヌ[ちょうおん]

リリー・ラスキーヌLily Laskine, 1893年8月31日 パリ - 1988年1月4日 パリ)はフランスハープ奏者。日本では「ラスキーヌ」と呼ばれて親しまれたが、ロシア系のため本来は「ラスキン」姓である。
音楽好きの一家に生まれ、幼くしてピアノの手ほどきを受けたが、やがてハープを1日に6時間も弾くようになる。1904年パリ音楽院に入学し、11歳のときと13歳のときに首席を受賞。第1次世界大戦中は、和声法のほかに舞踊声楽にも興味を示した。16歳でパリ・オペラ座管弦楽団にハープ奏者として入団。オペラ座の歴史上で初めて入団を許可された女性演奏家となる。
1934年フランス国立管弦楽団が創設されると、ハープの独奏者に任ぜられた。第二次世界大戦中は、多くのユダヤ人がフランスを去ろうとする中、マルセイユパストレ城に匿われた。
1950年にハープ奏者としてエラート・レーベルと契約し、音楽活動が新たな局面を迎える。数々のレコードが世界中に送り出されたが、なかでも友人ジャン=ピエール・ランパルとともにパイヤール室内管弦楽団と共演した、モーツァルトの《フルートとハープのための協奏曲 ハ長調》の録音は、名盤として評価が高い。
演奏活動のかたわら、1948年から、レジオンドヌール勲章を受けた1958年まで、母校パリ音楽院ハープ科の教授も務め、また、さまざまな声楽家と共演してレコードや映像も遺した。コメディ・フランセーズのハープ奏者も30年以上にわたって務め上げている。
1993年より3年ごとにリリー・ラスキーヌ国際ハープコンクールが開催されており、上級部門およびジュニア部門の2コースがある。2008年に6回目を数え、長澤真澄が審査員の一人として務めている。
== 参考文献 ==

* ''Lily Laskine'', Marielle Nordmann, Editions Cahiers du Temps (1999) ISBN 2911855159

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「リリー・ラスキーヌ」の詳細全文を読む




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