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リンガ泊地(リンガはくち)は、シンガポールの南80浬のリンガ諸島とスマトラ島との間に設けられていた艦艇停泊地であり、第二次世界大戦中の大日本帝国海軍の根拠地としてトラック諸島と並んで重要であった。「リンガ作業地」という呼称も使われたことがある〔『第十六戦隊戦時日誌』〕。 == 概要 == === 位置 === リンガ泊地と呼ばれた海域は、西にスマトラ島、東にリンガ諸島、その北にリオウ諸島を控えた一帯の海域を指し、リンガ諸島の中でも中心を成す面積約900km2のリンガ島は、付近の低平な島々と異なり、標高1,163mのリンガ山(Gunung Lingga) が山立ての良い目標となっている。泊地の広さは東西約10-20海里、南北約50海里あり、水深は平均して20-30メートルと浅く、最も深い場所で35尋(約63メートル)だった〔『戦史叢書37 海軍捷号作戦<1>』389ページ〕。海底はおおむね平らで起伏が少なかった。主要な艦隊投錨地はリンガ島寄りの海域と、その北に位置するセバンカ島西方の海域に設定されていた〔『戦史叢書37 海軍捷号作戦<1>』388ページ、田村, 93ページ〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リンガ泊地」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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