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リンコスティリス属 ''Rhynchostylis'' は、ラン科植物の1群。ヒスイラン属に似て、花は多数を穂状に密につける。洋ランとして栽培され、近縁属との交配も行われている。 == 特徴 == 常緑の多年生草本で着生植物〔以下、記載は土橋(1993),p.224〕。全体にヒスイラン属に似ているが、茎は長く伸びず、葉は間を置かずに密接して出る。葉は肉質で硬く、線形で細長く、先端は2つに裂け、左右の先端の大きさは異なる。 花茎は葉腋から出て長く伸び、直立するか弓状に垂れ、その先の方に多数の花を密につける。花は肉厚で香りを持つ。萼片と側花弁は離れて生じ、長楕円から倒卵形で、身弁は蕊柱の基部について単独か少し三裂し、短い距がある。花粉塊は蝋質で2個〔唐澤監修(1996),p.571〕。花色は白地に赤や紫の斑点が入るものが多い〔橋本(1997),p.151〕。 学名はギリシャ語で「嘴」を意味する Rhynchos と「柱」(stylos)、あるいは「小さな柱」 (stylis) の合成になるもので、これはタイプ種である ''R. retusa'' の蕊柱がくちばし状であることによる。英名は花穂が太い棒状になって垂れる姿からフォックステールオーキッド(狐の尾のラン)という〔大場(2010)p.143〕。 File:Rhynchostylis gigantea (as Saccolabium giganteum) - Curtis' 93 (Ser. 3 no. 23) pl. 5635 (1867).jpg|''R. gigantea'':図版 File:A and B Larsen orchids - Rhynchostylis gigantea spot DSCN4850.JPG|同・花の拡大 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「リンコスティリス属」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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