翻訳と辞書
Words near each other
・ リース取引に関する会計基準
・ リース変換
・ リース契約
・ リース平均
・ リース料
・ リース産業
・ リース積
・ リース空間
・ リース関数
・ リース=ソリンの定理
リース=フィッシャーの定理
・ リーズ
・ リーズのアトリエ
・ リーズのアトリエ 〜オルドールの錬金術士〜
・ リーズのアトリエ ~オルドールの錬金術士~
・ リーズの結婚
・ リーズサミット
・ リーズサミット (ミズーリ州)
・ リーズデイル伯
・ リーズデイル伯爵


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

リース=フィッシャーの定理 : ミニ英和和英辞書
リース=フィッシャーの定理[り]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
定理 : [ていり]
 【名詞】 1. theorem 2. proposition
: [り]
 【名詞】 1. reason 

リース=フィッシャーの定理 : ウィキペディア日本語版
リース=フィッシャーの定理[り]
数学実解析の分野におけるリース=フィッシャーの定理(リース=フィッシャーのていり、)は、自乗可積分函数からなる ''L''2 空間の性質に関する、いくつかの密接に関連する結果である。1907年にリース・フリジェシュとによってそれぞれ独自に証明された。
多くの研究者にとって、リース=フィッシャーの定理とは、ルベーグ積分の理論による ''L''''p'' 空間完備であるという事実を指す。
== 近年の定理の形式 ==
この定理の最もよくある形式のものは、 上の可測函数が自乗可積分であるための必要十分条件は、対応するフーリエ級数''L''2 の意味で収束することである。すなわち、自乗可積分函数 ''f'' に対応するフーリエ級数の第 ''N'' 部分和
:S_N f(x) = \sum_^ F_n \, \mathrm^,
で与えられるなら
:\lim_ \left \Vert S_N f - f \right \|_2 = 0,
が成立することをいう。ここで ''F''''n'' は第 ''n'' 番目のフーリエ係数
:F_n =\frac\int_^\pi f(x)\, \mathrm^\, \mathrmx,
であり、\left \Vert \cdot \right \|_2 は ''L''2-ノルムである。
逆に、\left \ \,複素数両側列(すなわち、添え字が負の無限大から正の無限大までとなっている列)で
:\sum_^\infty \left | a_n \right \vert^2 < \infty,
を満たすなら、フーリエ係数が a_n であるようなある自乗可積分函数 ''f'' が存在する。
リース=フィッシャーの定理はのより強い形で、フーリエ級数に関するを証明するために用いられる。
その他にもしばしばリース=フィッシャーの定理と呼ばれる結果が存在する。その内の一つとして、''A'' がヒルベルト空間 ''H'' の正規直交集合で ''x'' ∈ ''H'' なら、
:\langle x, y\rangle = 0
がすべての可算個の ''y'' ∈ ''A'' に対して成立し、
:\sum_ |\langle x,y\rangle|^2 \le \|x\|^2
が成立するという定理がある。さらに ''A'' が ''H'' の正規直交基底で、''x'' が任意のベクトルなら、級数
:\sum_ \langle x,y\rangle \, y
が ''x'' に可換収束(あるいは無条件収束)する。これは、すべての ''ε'' > 0 に対して、ある有限集合 ''B''0 が ''A'' 内に存在し、
: \|x - \sum_ \langle x,y\rangle y \| < \varepsilon
が ''B''0 を含むすべての有限集合 ''B'' に対して成立することと同値である。さらに、集合 ''A'' についての以下の条件は同値である:
* 集合 ''A'' は ''H'' の正規直交基底。
* すべてのベクトル ''x'' ∈ ''H'' に対して次が成立する。
::\|x\|^2 = \sum_ |\langle x,y\rangle|^2.
また別の結果として、''L''2(あるいはより一般に ''L''''p'', 0 < ''p'' ≤ ∞)が完備という定理のことも、しばしばリース=フィッシャーの定理と呼ばれる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「リース=フィッシャーの定理」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.