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リー・スクラッチ・ペリー : ミニ英和和英辞書
リー・スクラッチ・ペリー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

リー・スクラッチ・ペリー ( リダイレクト:リー・ペリー ) : ウィキペディア日本語版
リー・ペリー[ちょうおん]

リー・ペリーリー・スクラッチ・ペリーLee "Scratch" Perry, 1936年3月20日 - 、本名レインフォード・ヒュー・ペリー Rainford Hugh Perry)は、レゲエ音楽家ダブエンジニア音楽プロデューサージャマイカハノーバー教区のケンダル生まれ。「リー」は幼少時よりの愛称から、「スクラッチ」はスタジオ・ワンのオーディションで歌った自曲『チキン・スクラッチ』から。
==経歴==
ペリーは1936年にハノーヴァー教区のケンダルで生まれた。ペリーの育った家庭は貧しい小作農で、彼が10歳の時に父親は家庭を捨て、その後母親が再婚して、隣村のグランジに移住した〔『レゲエ入門』牧野直也(音楽之友社) p171-172〕。
1950年代後半から、コクソン・ドッドサウンド・システムで働き始める。スタジオ・ワン・レーベルで30曲ほどのレコーディングをしたが、個性の衝突と金銭上のトラブルの理由から一緒に働くのを辞めてしまう。
その後、ジョー・ギブスの元で、レコーディングのキャリアを積んでいったが、ここでも金銭上のトラブルが起こる。ジョー・ギブスとも袂を分ち、1968年、彼自身のレーベル「アップセッター」を創る。彼の最初のシングル『ピープル・ファニー・ボーイ』(ジョー・ギブスに向けた侮辱だった)は大変よく売れた。赤ん坊の泣き声を使用したこの曲は、(当時まだレゲエとは呼ばれていなかったが)遠くない将来にレゲエと呼ばれるに確実なほど革新的で、注目に値する。1968年から1972年まで、彼のスタジオバンドであるアップセッターズと共に活動する。1970年代の間、リー・ペリーは彼の持つさまざまなレーベルから新作をリリースし続けた。そして、彼の曲の多くがジャマイカとイギリスの両国でポピュラーとなり、変わり者の性格と共に、革新的な録音技術に関して名前が知られるようになった。
1970年代初めには、ペリーはミキシングボードでの実験の数々がダブの創造をもたらしたプロデューサーの一人だった。1973年、ペリーは自宅の裏庭にブラック・アーク・スタジオを建設し、ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズジュニア・バイルズヘプトーンズマックス・ロメオといった有名なミュージシャンのプロデュースを自由に進めることができた。ブラック・アーク・スタジオでレコーディングされたすべては、かなりシンプルな録音機材が使用されていたにも関わらず、ペリーは巧妙にユニークな音楽を完成させた。ペリーは何年間もミキシング・デスクで作業し、レゲエの歴史の頂点として際立っている歌とアルバムを製作した。1978年には誤配線のためにスタジオは全焼し、その後ペリーはイギリスとアメリカ合衆国で、さまざまなアーティストとライブ活動をしたり、コラボレート作品を不定期にリリースした。1980年代後半には、イギリス人プロデューサーのエイドリアン・シャーウッドや、マッド・プロフェッサーとも仕事をした。
現在、リー・ペリーは妻のミレーユと二人の子供と共にスイスに住む。2006年には70歳となったが、ヨーロッパと北アメリカ、日本の熱狂的なファンのために、レコーディングやツアー活動をしている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Lee "Scratch" Perry 」があります。




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