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ルイ・フランソワ・ド・ブーフレール : ミニ英和和英辞書
ルイ・フランソワ・ド・ブーフレール[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ラン : [らん]
 【名詞】 1. (1) run 2. (2) LAN (local area network) 3. (P), (n) (1) run/(2) LAN (local area network)
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ルイ・フランソワ・ド・ブーフレール : ウィキペディア日本語版
ルイ・フランソワ・ド・ブーフレール[ちょうおん]

ルイ・フランソワ・ド・ブーフレール(Louis François de Boufflers, 1644年1月10日 - 1711年8月22日)は、フランスブルボン朝の貴族、軍人。カニー伯、ブーフレール公。
== 生涯 ==
フランス軍に入隊して1663年にマーシャル包囲戦に参加、1669年竜騎兵隊長に任命され、オランダ侵略戦争ではフランソワ・ド・クレキ元帥の軍に属して1670年ロレーヌ公国を占拠した。次にテュレンヌ元帥の下に転向、1675年にテュレンヌが戦死した時に軍の背後を固めて退却した。戦後は順調に昇進を重ね、大同盟戦争で軍の指揮官を任されるほどになった。
1688年マインツを攻撃した後はモーゼル川流域で転戦、1690年フルーリュスの戦い直前で南ネーデルラントで同盟軍と対峙したリュクサンブール公に援軍を送り、1691年モンス包囲では負傷しながらも陥落させ、1692年にはナミュールも奪い取り(第一次ナミュール包囲戦)、翌1693年ではステーンケルケの戦いの後にリュクサンブールの救援に赴いた。これらの戦功が認められ1693年元帥に昇進、1694年に公爵に叙爵された。1695年にナミュールの守備を任されたが、イングランド王兼オランダ総督ウィリアム3世バイエルン選帝侯兼ネーデルラント総督マクシミリアン2世に落とされ捕虜となった(第二次ナミュール包囲戦)。解放後はイングランド・オランダと交渉、ウィリアム3世の側近ポートランド伯と共に1697年レイスウェイク条約締結に貢献した。
スペイン継承戦争ではマクシミリアン2世の内通により1701年からネーデルラントへ駐屯、ベリック公タラール伯を従えてケルンからオランダを攻めようとした。しかし、イングランド軍司令官マールバラ公ジョン・チャーチルの機動戦略に翻弄され、マース川流域の都市を次々と落とされ戦線をアントワープからナミュールまで後退させたため、1703年イタリア戦線から送られたヴィルロワ公と交替、ヴィルロワの指揮下で引き続きネーデルラントを転戦したが、エケレンの戦いで勝利した他に戦果を挙げられず後方へ回された。
1708年、7月にアウデナールデの戦いでマールバラ公とオーストリア軍の将軍プリンツ・オイゲンヴァンドーム公ブルゴーニュ公ルイ率いるフランス軍に勝利するとリール包囲に向かった。ブーフレールはリールで3ヶ月以上耐え抜いたが、周囲の都市が同盟軍に落とされるに及んで降伏、パリへ帰還した(リール包囲戦)。1709年に入りフランスに危機が迫ると、自ら志願してヴィラールの配下として同盟軍を迎え撃った(マルプラケの戦い)。途中で負傷したヴィラールに代わって指揮を執り、整然と撤退して被害を最小限に抑えたため、フランス軍の損害は同盟軍の半分で済んだことをヴィラールと共に称賛された。1711年、フォンテーヌブローで67歳で死去、息子のジョゼフ・マリーが爵位を継いだ。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ルイ・フランソワ・ド・ブーフレール」の詳細全文を読む




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