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ルタオ(LeTAO)は、北海道千歳市に本社を置き、小樽市を中心に北海道内のみに直営店舗展開を行い、それぞれに異なるコンセプトの店舗を持つ洋菓子店である。経営は株式会社ケイシイシイ。 == 概要 == 寿スピリッツの前身である寿製菓が1996年に廃業寸前だった千歳市のチョコレート工場を買収したのが始まりである〔自立への道標 ~岐路に立つ山陰経済~ : 第6章「拓く・先駆者たち」(5)寿製菓 山陰中央新報〕。当初は千歳空港内での販売を主力と考えていたが、観光地として注目されていた小樽市に販売店舗を置く戦略に変更し、ルタオ本店の建物を表すフランス語で「小樽の親愛なる塔」を意味する「La Tour Amitie Otaru」の頭文字を、小樽(オタル)の地名に愛着を込めてアレンジ(逆さ読み)し「ルタオ」と名付けている。 1998年に小樽のメルヘン交差点に開店。主力のチョコレートを始め、ケーキなどの洋菓子類を取り揃えている。 中でもドゥーブル・フロマージュ(チーズケーキ)は大ヒットし、ルタオの名を全国に知らしめることになる。全国のデパートにも催事で出店しており、その味を楽しむことができるほか、通信販売にも乗り出している。 2007年には、千歳市にも大規模な店舗「ドレモルタオ」を開店するなど勢いは止まらず、寿スピリッツの2010年3月決算では営業利益の74%をケイシイシイが占め、グループの稼ぎ頭に成長している。 ドゥーブル・フロマージュは1998年のルタオ開店時から店舗販売のみの生ケーキとして販売を開始。「本州に持ち帰りたい」という消費者の声に応えるためにおよそ5年間かけて冷凍技術を開発したのち全国で開催されている北海道物産展での販売を機に、次第に知名度が高まり、2005年1月にテレビ番組『松紳』で紹介されたのを機に一気に全国的な人気商品となった。現在は通信販売などで年間およそ300万個を販売する北海道を代表する大人気商品となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ルタオ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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