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ルドナヤプリスタニ(、Rudnaya Pristan)はロシアの極東部、沿海地方のポグラニーチヌイ地区に属する、日本海に面した港町。人口は2002年全ロシア国勢調査で2,389人。日本でもラジオの気象通報で地名が知られている。 ルドナヤ川の河口に位置する。工業都市であるダリネゴルスク(旧称:テチューヘ)から東へ35キロほど離れており、ウラジオストクからは約514km北にある。海沿いではあるが、シホテアリニ山脈の森林に囲まれ開発はあまりされていない。 海沿いにもかかわらず気候は厳しい。冬はシベリア高気圧に支配され、夏は台風などモンスーン気候の影響が及んでいる。そのため、冬の間は西高東低の気圧配置となり、非常に乾いた冷たい強風が吹き荒れる。また夏は湿度が非常に高く、30℃以上になることは珍しいが、蚊などが多く発生する。 港湾のほか、1930年に建設された鉛の精錬所が町の主要産業である。精錬所がこの地域の労働者のほとんどを雇用するが、住民の健康や自然環境には大きな負担となっている。土壌が鉛などの重金属で激しく汚染されているほか、住民はさまざまな健康問題(特に、高い発ガン率)によって悩まされている。 == 外部リンク == *ルドナヤプリスタニの地図 (MapQuest) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ルドナヤプリスタニ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Rudnaya Pristan 」があります。 スポンサード リンク
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