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ルノー・5 : ミニ英和和英辞書
ルノー・5[ちょうおん]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ルノー・5 : ウィキペディア日本語版
ルノー・5[ちょうおん]

ルノー 5(''Renault 5'' )は、フランスの自動車会社ルノーが製造したハッチバック型の小型乗用車
== 第一世代 ==

フランス語では「5」と書いてサンクと読む。日本でも「サンク」と呼ばれることが多い。
1972年に発売され、その先進的なデザインと高い実用性から瞬く間にヨーロッパ中でベストセラーとなった小型前輪駆動 (FF) 車である。
ボディサイズは全長3,505×全幅1,525×全高1,400mm、ホイールベース右2,405mm/左2,435mm。
現在の前輪駆動車としては珍しくなったエンジン縦置き配置のレイアウトを持っており、さらに車体前からトランスミッション、デフ、エンジンというあまり例のない配置となっている。エンジン位置とフロントタイヤ位置の関係は、フロントミッドシップと言える。
これはベースとなったルノー・4(キャトル)と同じ構造で、4の先代であるリアエンジン4CVのエンジン・駆動系をそのままの配置で前に移したことに由来する。そのため室内側にエンジンの一部が食い込んでおり、エンジンの熱が室内に籠もり易く、特に日本の夏季には不向きであった。
エンジンは4用に使用されていた800ccと1,000cc(フランス国内向け)のガソリンエンジンであった。後に1,300ccが追加され、アルピーヌ(後述)のベースエンジンとなった。
サスペンションは前輪部がダブルウィッシュボーン、後輪部がトレーリングアームであった。
スプリングは前後輪とも、スペース効率と乗り心地に優れるトーションバー(ねじり棒ばね)を用いており、フロントは縦置き、リアは横置きとされた。
軸重の軽いリアはばねを柔らかくする(ばね定数を下げる)必要性から、左右ともトーションバーは車幅いっぱいの長さを確保したために同軸上に配置できず、室内スペースを侵食する上下配置は避けて前後方向に並べて取り付けられている。
それに伴い左右のトレーリングアームの支点も同様に前後にずれているため、ホイールベースが左右で30mm異なる。
これは4から受け継がれたアイデアで、5ではこれに留まらず既存ルノー各車の部品が多用されている。
デザインは、世界初となる樹脂バンパーを前後に備えた3ドアのハッチバックスタイルで、5発表直前にこの世を去ったルノー社内デザイナー、ミシェル・ブエ(''Michel Bouë'' )がほぼ独力で作業したものと言われている。
フランス内外で多数の限定仕様車が発売され、1979年に5ドア版を追加し、内装等が大きく変更されるなどして長年ベストセラーの座を保ったものの、1985年をもって本国フランスでの生産が終了し、後継モデルのシュペール5に引き継がれた。またR1229モデルがトヨタ・南アフリカでも生産されていた。その後もイランなどで生産が継続されていたが、まもなくダチア・ロガンに切り替わる予定である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ルノー・5」の詳細全文を読む




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