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ルノー・ド・モントヴァン : ミニ英和和英辞書
ルノー・ド・モントヴァン[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ルノー・ド・モントヴァン ( リダイレクト:ルノー・ド・モントーバン ) : ウィキペディア日本語版
ルノー・ド・モントーバン[ちょうおん]

ルノー・ド・モントーバン(Renaud de Montauban)は、「フランスもの」などに登場する騎士12世紀フランス武勲詩、『エイモン公の4人の息子』(Quatre Fils Aymon)などで活躍する。『狂えるオルランド』などのイタリア文学の影響で、日本ではイタリア語名でリナルド(Rinaldo)と呼ばれることが多い。
エイモン公(イタリア語ではアモーネ公)の息子であり、モントーバンに領地を持っているので、ルノー・ド・モントーバン(Renaud de Montauban)と呼ばれる。
従兄弟には魔法使いモージ(マラジジ)がおり、愛馬バヤールと魔法の剣フロベージュ(イタリア語名はフスベルタ)を所持している。
== 中世とルネッサンス期の文献 ==
現存する最も古い文献は、12世紀後半に成立したと考えられている韻文で形成されている武勲詩、『エイモン公の4人の息子』である。これは18,489のアレクサンドランからなるもので武勲詩としても最長のものの一つである。
13世紀以降、これとは別にルノーの物語が作成されて行った。もとの物語とともに、これらは「ルノーの物語群」と呼ばれている。内容としては、従兄弟で魔法使いのモージの若いころ、あるいはマラージの死を題材にしたものなどがある。
14世紀15世紀にはルノーの武勲詩は散文のものと変化していった。いくつかの版を見たところ、散文になった『エイモン公の4人の息子』は15世紀後半から16世紀半ばころのフランスにおいて最も人気のある騎士物語りだったようである。
ルノーの物語はヨーロッパ中でも成功をおさめた。13世紀の始めにはイギリスでも知られるようになり、散文の版、韻文の版がともに14世紀イタリアで存在していた。ルノーはイタリアのルネッサンス期の叙事詩でも重要な活躍をしており、ルイジ・ブルチの『モルガンテ』(Morgante)、マッテーオ・マリーア・ボイアルドの『恋するオルランド』、ルドヴィーコ・アリオストの『狂えるオルランド』でも重要なキャラクターとして活躍している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ルノー・ド・モントーバン」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Renaud de Montauban 」があります。




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