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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
マスター(''Master'' )は、ルノーの車両総重量2.8-3.5トンクラスの商用車である。 プラットフォーム式シャシのホイールベースにはショートとロングが、シャシ一体型のバンボディーには標準ルーフとハイルーフが用意され、その他に、はしご型フレームのトラックもラインアップされている。 == 初代(1981年-1997年) == 1980年夏にそれまでのエスタフェットを代替するモデルとしてマスターとそれより小型のトラフィックが市場に導入された。 マスターには前輪駆動(FF)の「トラクシオン」と後輪駆動(FR)の「プロピュルション」の2種類の駆動方式が用意されており、前輪車軸の後方に搭載されたエンジンの上にキャブが載るセミキャブオーバー形式であった。駆動方式により縦置きエンジンの向きが異なり、FFのトラクシオンはエンジンの前にクラッチと変速機を置く通常とは逆の配置を採っていた。 外観のスタイリングは直線を基調としたものとなり、初期型ではフィアット・リトモに似た円形のドアハンドルを採用していた。特徴的な外吊り式の荷室/客室側面ドアは、一般的な一旦外側に引き出す形式のスライドドアと異なり丈夫な鍛造製アームを不要としていた。跳ね上げ式のテールゲートを持つモデルではテールゲートが開くと共にその支点が天井に沿って前方へ移動することでテールゲートの後方への張り出し量を少なくする工夫が図られていた 。 当初は2.5 L (2,445cc) のFiat-Sofim製ディーゼルエンジンを搭載していたが、1984年から2.1 L (2,068cc)版が追加され〔HGV Parts Direct 〕、稀ではあったが2.0 Lか2.2 Lのルノー製ガソリンエンジン搭載車も販売された。 他社の製品とも競合したが、後のルノーのダッジイギリス工場獲得(クライスラーのプジョー買収時)後にルノー・50として売られるダッジ・50とも競合した。 1994年にマイナーチェンジ。 搭載されたエンジンは、自然吸気の2.5Lとターボ付きの2.8Lで、ともにディーゼルエンジンである。 日本への正規輸入は行われていないが、個人輸入のほか、三井物産オートモーティブが輸入していたキャンピングカーの中のひとつにもベースとして使われていたが、いずれも少数である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ルノー・マスター」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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