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ルパン三世パート3 : ミニ英和和英辞書
ルパン三世パート3[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [み]
  1. (num) three 
三世 : [さんぜ]
 (n) past and present and future existences
: [よ, せい]
 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation 
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ルパン三世パート3 ( リダイレクト:ルパン三世 PARTIII ) : ウィキペディア日本語版
ルパン三世 PARTIII[ちょうおん]

ルパン三世 PARTIII』(ルパンさんせい パートスリー)は、漫画家モンキー・パンチ原作のアニメルパン三世』のTV第3シリーズ。1984年3月3日 - 1985年12月25日に土曜 19:00 - 19:30に放送された。
== 概要 ==
過去の2シリーズの番組名が『ルパン三世』と同一だったのに対し、本作は第3作目であることが『PARTIII』という番組名で区別できる唯一のシリーズ。
本シリーズは、過去の『TV第1シリーズ』、『TV第2シリーズ』によって作品世界が確立、劇場映画第1作『ルパン三世 ルパンVS複製人間』の興行的な成功また劇場映画第2作『ルパン三世 カリオストロの城』の高い評価(公開当時の興行成績は思わしくなかった)により“国民的アニメ”となったルパン三世だったが、今作ではそのイメージに敢えて従わず、原作からの抜粋を中心にハード&アダルト路線を軸とした作品が目立つようになっており、全く違った一面を出したシリーズとなっている。タイトルの「PARTIII」表記及びレギュラー陣同キャストの起用で同じ世界観つながりは明確であるが、それ以外はあくまで独立した作品となっている。
それを象徴するものとして、ほとんどのスタッフは『六神合体ゴッドマーズ』のスタッフ陣で製作しており、総作画監督を置かないという大胆な手法が執られていることが挙げられる。正確には歴代シリーズに通して参加しているベテランスタッフ、青木悠三が基本のキャラクターデザインを起こしているものの、必ずしもそれに合わせる必要はなく〔通常は基本画に合わせて仕上げねばならず、かつ総作画監督は各スタジオから上がってきた原画を、基本画に沿うように修正を入れる。〕、各話を担当した下請けスタジオが自由な画で作品を制作するという手法で制作された。長期に及んだ『TV第2シリーズ』では制作プロダクション毎に作画の精度やスタイルに落差が生じていたが、『PARTIII』ではそれがさらに顕著になり、各話ごとにキャラクターのデザイン造形が大きく異なることで有名なシリーズでもある。また、帽子を目深に被って目線をなかなか見せないスタイルが定着していた次元についても、本作の放送初期は帽子を上げて普通に目を見せるといった、従来の「お約束事」をあえて反故にした自由な作風が随所に見られた。また、本作から柏原寛司新井光宮下隼一大川俊道など実写刑事ドラマ出身のシナリオライターが多数参加。本作から参加したスタッフの多くは、その後のテレビスペシャルにも携わっている。
制作局は『TV第1シリーズ(旧ルパン三世)』と同じ読売テレビに戻っている。当初、旧ルパン三世を製作した読売テレビは日本テレビ版の新ルパン三世人気に激しい対抗意識を持っており、日本テレビ版ルパン三世とは意図的に異なるルパン三世を意識して製作された。東京ムービー新社にも日本テレビ版ルパン三世と同じように製作しないで欲しいとオーダーを出している。青木が興した基本デザインはモンキー・パンチの原作画(漫画『新ルパン三世』時)に沿ったリアルタッチの絵柄であり、特に放送初期の不二子のデザインは原作の不二子に最も近い印象の作画だったが、次第に各下請けスタジオによる独自作画が始まり、終盤に至っては(青木による基本デザインが大幅に変更されたこともあり)ポップでギャグタッチの強い画に一新された。ルパンのジャケットはピンク、次元が明るい青のスーツにオレンジのシャツ、銭形がグレーのコートとスーツにピンクのシャツになるなど、全体的にカラーリングが明るく派手目に変更されている。当初ルパンのジャケットは白の予定だったが、前作のイメージを(ある程度)保つという名目で白+赤でピンクになった(ルパンのジャケット色がピンクになったのは青木の提案だと言われている。また、当時東京ムービー新社から「ルパンのジャケットは緑に戻すのか?」と問われた際、読売テレビは「緑にする必要は無い。だが、赤だけは絶対にやめてくれ」と強く答えたと言うエピソードが残っている〔第200回 『ルパン三世 PARTIII』 〕 )。
劇伴は前作と同じく大野雄二が起用されたが、日本テレビ及びその関連会社である日本テレビ音楽に権利がある前作のテーマ曲は使用できなかったことから、オリジナルの曲(ただしTV第2シリーズに似せたものが多い)が使用されている。大野は当初依頼を受けた際(上述の事情を知らなかったこともあり)「ルパン三世といえば『ルパン三世のテーマ』がもはや定番なのに、どうしてこの曲が使えないのか?」と戸惑いを隠せなかったという〔「ルパン三世 Master File」『ルパン三世 音楽誕生』でのインタビューより〕。エンディングテーマには、大野がかつてプロデュースしたボサノヴァ歌手、ソニア・ローザを起用している。
本作放送中の1985年7月には本作の映画化作品で、劇場版第3作となる『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』が公開された。
この作品を最後に27年間、TVシリーズは制作されていなかったが、2012年4月より新シリーズ『LUPIN the Third -峰不二子という女-』が放送された。しかし、このシリーズは、スピンオフ作品であり、その3年後に、30年ぶりとなる『ルパン三世(TV第4シリーズ)』が放送されたが、深夜枠であり、全国放送ではなかった。
そのために『ルパン三世』TVシリーズの全国放送は、現在のところ本作品が最後である。また、1995年にルパン三世役の山田康雄が死去、2011年の声優陣入れ替えに伴い峰不二子役の増山江威子石川五ェ門役の井上真樹夫銭形警部役の納谷悟朗が降板したため、TV第2シリーズのキャストによるテレビシリーズは本作が最後となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ルパン三世 PARTIII」の詳細全文を読む




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