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ルベーグ測度 : ミニ英和和英辞書
ルベーグ測度[るべーぐそくど]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
測度 : [そくど]
 (n) measurement
: [ど]
  1. (n,n-suf) (1) degree (angle, temperature, scale,  2. (2) counter for occurrences 3. times 4. (3) strength (of alcohol) 5. (4) (uk) (pref) very 6. totally 

ルベーグ測度 : ウィキペディア日本語版
ルベーグ測度[るべーぐそくど]
ルベーグ測度(ルベーグそくど、)とは、数学において、ユークリッド空間上の長さ、面積、体積の概念を拡張したものである。この呼び名はフランスの数学者アンリ・ルベーグにちなむ。体積には「直和集合の体積は元の体積の和」という性質(加法性)がある。この性質を保ちながらより複雑な集合に対しても「体積」を定めることができるよう体積の概念を拡張できる。このような拡張は一意である。実解析、特にルベーグ積分で用いられる。体積と同様ルベーグ測度は値として ∞ をとりうる。解析学で普通に考えられるような集合に対してはルベーグ測度が与えられるものと考えてよいが、選択公理によって R''n'' の部分集合でルベーグ測度を与えることができない(無理に与えると加法性が成り立たない)ものが存在することを証明できる。ルベーグ測度が与えられる集合はルベーグ可測であるという。以下の説明ではルベーグ可測な集合 ''A'' の測度を λ(''A'') で表す。
== 例 ==

* 閉区間 ''b'' の一次元ルベーグ測度は ''b'' − ''a'' である。開区間 (''a'', ''b'') の一次元ルベーグ測度も閉区間との差集合(つまり両端点のみからなる二元から成る集合 )の測度が 0 であることから、同じく ''b'' − ''a'' である。
* 集合 ''A'' が、''b'' ''d'' 直積 (デカルト積) であれば、''A''の二次元ルベーグ測度は、一次元ルベーグ測度の積 (''b'' − ''a'')(''d'' − ''c'') に等しい。
* 可算集合のルベーグ測度は必ず 0 である。カントール集合は、測度 0 の非可算集合の例である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ルベーグ測度」の詳細全文を読む




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