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ルリトラノオ属(学名:''Pseudolysimachion'')は、オオバコ科の1属である。北半球に約30種が分布し、穂状の花序をもつ種が多い。亜種や変種、品種が数多く存在し、判別が難しい。 近縁のクワガタソウ属(''Veronica'')とは、染色体の基本数の違い、花冠の筒部が長いことなどから区別される。ちなみに、トラノオとは特定のグループを指す名称ではなく、トラの尾ッポが上を向いてピンと立ち上がっている様子から、そのような植物に広く使われている。 == 分類 == 日本の自生種には以下のものがある〔和名、学名はFlora of Japan を基本とし、「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList) で補足した。〕。 * ''P. linariifolium'' subsp. ''linariifolium'' ホソバトラノオ(ホソバヒメトラノオ) * ''P. ogurae'' サニンクワガタ(サンイントラノオ) * ''P. ornatum'' トウテイラン * ''P. ovatum'' subsp. ''ovatum'' ヒロハヤマトラノオ〔 * subsp. ''kiusianum'' ツクシトラノオ(ヒロハトラノオ、ヒロバトラノオ) * var. ''kitadakemontanum'' キタダケトラノオ * subsp. ''maritimum'' エチゴトラノオ * f. ''canescens'' シラゲエチゴトラノオ * subsp. ''miyabei'' エゾルリトラノオ * var. ''japonicum'' ヤマルリトラノオ * var. ''villosum'' ビロオドトラノオ(ビロードトラノオ) * ''P. rotundum'' var. ''rotundum''(日本では確認されていない基変種) * var. ''petiolatum'' ヒメトラノオ * f. ''albiflorum'' シロバナヒメトラノオ * var. ''subintegrum'' ヤマトラノオ * ''P. schmidtianum'' キクバクワガタ * subsp. ''schmidtianum'' 基亜種キクバクワガタ * f. ''albiflorum'' シロバナキクバクワガタ * f. ''candidum'' シラゲキクバクワガタ * subsp. ''senanense'' ミヤマクワガタ〔「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)では、var. ''bandaianum'' を狭義のミヤマクワガタとしている。〕 * f. ''daisenense'' ダイセンクワガタ〔Flora of Japanでは認められていない。〕〔鳥取県レッドデータブック 177頁。〕 * var. ''shiragamiense'' シラガミクワガタ * f. ''tomentosum'' ミチノククワガタ * var. ''yezo-alpinum'' エゾミヤマクワガタ(エゾミヤマトラノオ)〔「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)では、基亜種subsp. ''schmidtianum'' キクバクワガタの変種にしている。また同資料は、subsp. ''schmidtianum'' var. ''yezo-alpinum''の品種として f. ''exiguum'' アポイクワガタと f. ''pubescens'' ケミヤマトラノオを認めている。〕 * ''P. sieboldianum'' ハマトラノオ(カントラノオ) * ''P. subsessile'' ルリトラノオ * f. ''albiflorum'' シロバナルリトラノオ〔 * var. ''ibukiense'' イブキルリトラノオ また、日本での栽培種や外来種として以下のものがある〔「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList) より〕。 * ''P. linariifolium'' subsp. ''dilatatum'' オオホソバトラノオ (ホソバトラノオの亜種) * ''P. longifolium'' - セイヨウトラノオ(カラフトルリトラノオ) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ルリトラノオ属」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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