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ルンガ沖航空戦(ルンガおきこうくうせん)とは、日本海軍が1943年6月16日に、ガダルカナル島方面の連合軍に対して行った航空作戦(セ作戦)のことである。事前航空撃滅戦を含め三日間にわたりラバウル所在の日本海軍機のべ250機以上をもって実施されたが、連合軍の航空機、艦船に大きな損害を与えることができず、かえって貴重な幹部搭乗員を失い、その後の作戦行動に支障をきたす結果となってしまった。「セ」作戦に先立って行われた第一次~第二次「ソ」作戦も合わせて記述する。 == 背景 == 第一基地航空部隊〔第二基地航空部隊の新編に伴い第十一航空艦隊所属部隊を基幹とする航空部隊が5月18日をもって改称。#戦史96、p145〕は5月上旬、内地で再建後ラバウルに再進出した第五空襲部隊〔、二五一空、七〇二空から構成される。#戦史96、p144~p145〕のラバウル進出をもって態勢を立て直し、ガダルカナル島、東部ニューギニア方面への積極的作戦を企図したが、天候不良などもあり5月中の昼間進攻はわずか4回を数えるのみで、期待していた成果をあげることができていなかった〔#戦史96、p176〕。 一方、2月21日にラッセル諸島を占領した米軍は、ニュージョージア侵攻へ向け直ちに飛行場の設置作業にとりかかり〔#Morison、p100〕、3月に入ってようやくその事を察知した日本海軍は3月6日から同地の飛行場攻撃を開始したが、日に日に増強される連合軍航空部隊は連日のように南東方面の日本軍拠点を空襲しており、最前線のムンダは5月中だけでのべ516機の空襲を受けており、同様にコロンバンガラ島には367機、サラモアには444機の来襲機を数え、中部ソロモンを巡る航空戦は劣勢を免れない状況だった〔#戦史96、p176~p177〕。また、一〇〇式司偵や二式艦偵からの偵察情報、無線傍受による諜報活動の結果、5月中旬以降、ガダルカナル島、東部ニューギニア方面の敵艦船の行動が活発化している事がわかった。このような状況を見た第一基地航空部隊は、ソロモン方面の防備強化の時間を稼ぐため、い号作戦のような大規模な航空作戦の実施の必要性を痛感したが、空母搭載の飛行機隊は再編中〔第一航空戦隊はい号作戦後、内地で戦力回復中であった。#戦史96、p127〕か他方面へ投入予定〔第二航空戦隊はトラックにあり、情勢の急変が予想されるマーシャル諸島方面へ投入する予定となっていた。#戦史62、p346 ~p347〕だった為参加は望めず、自隊のみで決行する意思を固めた〔#戦史96、p176~p177〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ルンガ沖航空戦」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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