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ル・トリアノン (Le Trianon) は、パリにある劇場およびコンサート・ホール。モンマルトルの丘のふもと、18区のロシュシュアール通りに位置する。 == カフェ・コンセール(1894-1900年) == 「トリアノン=コンセール」は、カフェ・コンセールとして1894年にエリゼ・モンマルトルの庭園に建てられた。当時、いくつかの劇場を手がけていた若手建築家のエドゥアール・ ニエルマン(1859-1928年)による設計である。パリ最初の音楽ホールの1つとして1895年に開業した。ミスタンゲット(ジャンヌ・ブルジョワ)は、プティ・カジノと開業1年目のトリアノン・コンセールでデビューを飾った。彼女の声質は細かったものの、妖艶な演技とその美脚でムーラン・ルージュのスターになった。 1897年、エリゼ・モンマルトルの新しい所有者によって2つの部屋が増築された。1つはコンサート、レビュー、リサイタル用で、もう1つはダンス、スケート用である。エドゥアール・ ニエルマンは増築にあたり、ギュスターヴ・エッフェルがパリ万国博覧会 (1889年)で使用した鋼鉄を使用した。ラ・グーリュやGrille d’Egoût、Valentin le désosséといったアーティストがステージで公演し、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックは常連であった。早着替えアーティストのレオポルド=フレゴリもここで公演した。 1900年2月17-18日の夜にかけて発生した火災により、ホールとエリゼのその他の建物が焼失。建物の正面部分だけが残った。フレゴリはこの火災で装飾品や衣装を全て失った。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ル・トリアノン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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