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ル・モンド()とは、フランスの新聞(夕刊紙)である。発行部数は約350,039部(2006年)。「ル・モンド」とは、日本語で「世界」という意味であり、判型はベルリナー判である。 == 概要 == その前身は《》(時代報)であり、Hubert Beuve-Méryが1944年12月19日に当時のシャルル・ド・ゴール将軍の助力で創刊した中左派()編集方針をもつ新聞紙である。その報道姿勢は世界的に高く評されている。1995年12月19日からインターネット版も発行されている。 ルモンドの編集方針は中道左派とよく言われたが、今では穏健派とするのが一般的。一部の評論家からは、例えばジャック・シラクに対して批判的な傾向があったといわれている。月刊誌の『ル・モンド・ディプロマティーク』はルモンドが51%の経営権を持つ。 2004年には無料新聞などの台頭などにより部数が前年比4.2%減の約34万部となり赤字が約320万ユーロ(レート1ユーロ=160円換算で約51億円)までに拡大し、経営不振が深刻になったため、外部資本による増資受け入れを決定。これによりフランスのヨーロッパ最大の航空軍需メーカーEADSの大株主ラガルデールが増資と株の購入などで15%の株式を所有、またスペインのプリザ、イタリアのスタンパなども増資に応じ株式を所有している。 2007年にはテレビ局などを保有するボロレグループと共同で、無料紙「マタンプリュス」の発行を開始。当紙は200名新聞記者をもち、世界に十数都市に派遣記者が駐在しているという。 2010年6月4日付の紙面にて、編集長のエリック・フォットリノが株式の過半数を売却すると発表した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ルモンド」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Le Monde 」があります。 スポンサード リンク
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