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ルーク・ヘインズ : ミニ英和和英辞書
ルーク・ヘインズ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ルーク・ヘインズ : ウィキペディア日本語版
ルーク・ヘインズ[ちょうおん]
ルーク・ヘインズ(Luke Haines 1967年10月7日 -)はイギリス・ロンドン郊外のウォルトン・オン・テムズ出身のミュージシャンである。1990年代のバンド、オトゥールズでの活動で知られている。妻はイラストレイターのSian Pattenden。
== 来歴 ==
1986年、サーヴァンツのデビッド・ウェストレイクのメンバー募集広告に応募して、クリエイション・レコーズから出るウェストレイクの初ソロ・アルバム『Westlake』でギターとピアノを演奏する。メンバーはそのまま、新生サーヴァンツとして活動を開始するものの、マニアからの評価しか得られなかった。1989年、サーヴァンツは『Disinterest』(無関心)と題した1stアルバムをリリースするものの、その名のとおり大衆の興味をひかなかった。ウェストレイクとヘインズは、1991年にサーヴァンツの2ndアルバム『Small Time』をレコーディングしていたものの、レコード会社にリリースしてもらえず、バンドは解散となる(アルバムは、2013年になってようやくチェリーレッド・レコードからリリースされた)。
ウェストレイクと別れたヘインズは、自分のバンドを立ち上げようと自室にこもって曲をかき、一人ですべての楽器を演奏して6曲入りのデモ・テープをつくる。その後、サーヴァンツの元ベーシストであり、当時の彼女であったアリス・リードマンと、かつての級友であるドラマーのグレン・コリンズをメンバーに誘って、3人でオトゥールズを結成する。バンドはヴァージン・レコード傘下のハット・レコードとの契約(アルバム5枚)を勝ち取り、1992年にシングル「Showgirl」でメジャー・デビューする。1993年の1stアルバム「New Wave」は高く評価されて、その年のマーキュリー・ミュージック・プライズにノミネートされた(受賞はスウェードの1stアルバム)。しかし、おりからのブリットポップの流行に嫌気がさしたヘインズは、次第に商業主義に背を向けるようになる。ヘインズはハット・レコードからオトゥールズとして3枚のアルバムをリリースするが、4枚目のアルバムはドイツ赤軍をテーマにして、ヘインズのソロ・プロジェクトとして制作された。「Baader Meinhof」と名づけられたこのアルバムには、オトゥールズの名は冠されていない。
オトゥールズとしての活動を休止したヘインズは、1999年、元ジーザス&メリーチェインのジョン・ムーアらとともにブラック・ボックス・レコーダー名義でアルバムを発表する。ブラック・ボックス・レコーダーは、ヘインズがボーカルをとらず、女性歌手のサラ・ニクシーを前面に出したガール・ポップ・ユニットである。2000年にはシングル「The Facts of Life」のヒットでテレビ番組「トップ・オブ・ザ・ポップス」にも出演した。1999年、ヘインズはオトゥールズとして4thアルバムを出してハット・レコードとの契約を終了させるとともに、オトゥールズを解散させた。また、2001年には初ソロ・アルバム「The Oliver Twist Manifesto」と、映画のサウンド・トラック「Christie Malry's Own Double Entry」をリリースするなど、精力的な活動を見せた。
2003年、ブラック・ボックス・レコーダーの3rdアルバム「Passionoia」と、オトゥールズの曲のオーケストラ・アレンジ・アルバム「Das Capital」のリリースの後、ヘインズは音楽業界の表舞台から姿を消す。2005年には刺激的なタイトルのベスト・アルバム「Luke Haines is Dead」がリリースされた。2006年、インディーズ・レーベルから2ndソロ・アルバム「Off My Rocker at the Art School Bop」がリリースされ、ツアー活動を再開したが、一般的にはほとんど話題になることはなかった。2007年には、ブラック・ボックス・レコーダーを復活させて、クリスマス・シングルをリリースしている。4thアルバム制作の噂もあったが、結局、再活動しないまま、2010年に正式に解散した。
皮肉屋で流行に流されないヘインズの気難しいスタイルは、一部のファンからは熱狂的な支持を受けている。2009年、ブリットポップ当時の内幕を描いたヘインズの自伝『Bad Vibes』は音楽業界の裏側を描いて話題になり、続編の『Post Everything』まで出ることになった。ティム・ミッチェルによる小説『Truth and Lies in Murder Park: A Book About Mr Luke Haines』も後に続いた。2012年にはヘインズのドキュメンタリー・フィルム『Art Will Save the World』(Niall McCann監督)も公開された。この映画にはパルプジャービス・コッカーも出演してコメントしている。2009年以降のヘインズは、1~2年に一度のペースでソロ・アルバムを発表している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ルーク・ヘインズ」の詳細全文を読む




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