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ルー物語 : ミニ英和和英辞書
ルー物語[るーものがたり]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [もの]
 【名詞】 1. thing 2. object 
物語 : [ものがたり]
  1. (n,vs) tale 2. story 3. legend 
: [ご]
  1. (n,n-suf) language 2. word 

ルー物語 : ウィキペディア日本語版
ルー物語[るーものがたり]

ルー物語』(ルーものがたり、Roman de Rou)は、ウァース(ワース)作の、ロロの時代から1106年のティンチェブライの戦い(Battle of Tinchebray)までのノルマンディー公国Duchy of Normandy)の歴史を扱った、韻文で書かれた年代記。ノルマンディー民族叙事詩である。
== 概要 ==
イギリスの歴史を語った『ブリュ物語』の成功に続いて、ウァースはヘンリー2世から、ノルマン人の起源とノルマン・コンクエストイングランド征服)に関する類似の本を書くように依頼された。しかしウァースは書いている歴史がその当時に達する前に語るのをやめた。第3部の最後で読者に、王が同じ仕事をMaistre Beneeit(Benoît de Sainte-Maureと言われる)に委託したと書いている。
仕事に着手したのは1160年で、1170年代の中頃には最後の改訂を行ったと思われる。
『ルー物語』の構成は以下の通りである。
*「Chronique Ascendante」として知られる、ノルマンディー公についての時代を遡る年代記で、315行。『ルー物語』の一部ではなく、ウァースによる別個の作品と考える研究者もいる。
*「第二部」として知られるアレクサンドランで書かれた4425行。
*「第三部」として知られる八音節行(Octosyllable)で書かれた11440行。
いくつかの版に含まれる「Le Romaunz de Rou et des dus de Normendie」として知られる750行は、初期の草稿の中にあるもので、最終的な編集で捨てられたか改訂されたものである。
ウァースはノルマンディー公国の歴史に関して以下の文献を利用した。
*Gesta Normannorum Ducum
*De moribus et actis primorum Normanniae ducum(Dudo of Saint-Quentin作)
*Gesta Guillelmi(William of Poitiers作)
*『歴代イングランド王の事績』(マームズベリのウィリアム作)
*Brevis relatio de Guillelmo nobilissimo comtie Normannorum
*ウァースの父親、ウァース自身が見知った情報を含む口承

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ルー物語」の詳細全文を読む




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