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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
レア・ディザスター()とは経済に著しく大きな負の影響を与える、まれな経済学的事象のことである。レア・ディザスターによってや利子率の変動、また他の経済現象を説明することができることから、レア・ディザスターは重要である。 レア・ディザスターとはGDPの大きな下落であり、少なくとも消費が10%下落するようなものである。例として、大恐慌やアジア金融危機等の金融危機、世界大戦や地域紛争などの戦争、インフルエンザやアジア風邪などのアウトブレイクによるエピデミック、津波や地震などの自然災害などがある。しかしながら、GDPと消費に大きなインパクトを与えるあらゆる事象がレア・ディザスターとして考えられる。 レア・ディザスターの考え方は1988年に Thomas Rietz によってエクイティプレミアムパズルを説明する方法として提案された。それ以来、レア・ディザスター仮説を補強するような証拠がいくつかの経済学者から提出されているが、依然として多くの経済学者はレア・ディザスター仮説に懐疑的である。 ==モデル== ロバート・バローによって発表されたレア・ディザスターモデルは外生的かつ確率的な生産を伴うロバート・ルーカスのツリー型資産価格モデルに基づいている。この経済は閉じていて〔閉鎖経済であるということ。〕、ツリー全体は固定されており、生産量は消費に等しく()、投資や減価償却が存在しないものとなっている。()は経済における全てのツリーの生産量であり、()はその期におけるツリーの価格(つまり株価)である。以下の方程式は一つの期におけるツリーのグロスリターンである。 : レア・ディザスターをモデル化するために、バローは以下のような方程式を導入した。この方程式は集計生産量の成長率についての確率過程である。バローのレア・ディザスターモデルにおいては以下の3つの経済的ショックが存在する。 a.) 正規分布に従うIIDなショック。 b.) (): 負債はデフォルトしないが、生産の急激な収縮を伴うディザスター。 c.) (): 少なくとも部分的に負債がデフォルトし、生産の急激な収縮を伴うディザスター。 : タイプ ω () はレア・ディザスターであり、()はi.i.d.である確率変数である。これらの変数は独立であり、ゆえに方程式内で交換できる。この時、上の方程式から、レア・ディザスター()によって起こる収縮の程度は以下の方程式で決定される。 : この方程式において、p は各期においてレア・ディザスターが起こる確率である。もし、レア・ディザスターが起こったならば、b だけ消費の収縮が起こる。正しくレア・ディザスターをモデル化するためには、p は小さく、b は大きくなければならない。バローの分析において d が負債の部分的なデフォルトの問題を取り扱う為に導入されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「レア・ディザスター」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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