|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
レイオレピス・ゴーヴァントリイ (''Leiolepis ngovantrii'') とは、アガマ科バタフライアガマ属に属するトカゲの1種〔。 == 発見 == レイオレピス・ゴーヴァントリイは、生息地のベトナムでは普通の食材であり、それが未知の種であることが見逃された状態であった。実際、新種として記載されるきっかけを作ったのは、2009年にベトナム科学技術アカデミーのゴー・ヴァン・トリがバリア=ブンタウ省のレストランで生きた個体を目にした事である。全てのトカゲが同じに見えるくらい非常に似ている事に疑問を抱いたゴー・ヴァン・トリは、知人であるラ・シエラ大学のL・リー・グリズマーと、その息子であるL・ジェシー・グリズマーに画像を送った。グリズマー親子は、その特徴からバタフライアガマ属に属するトカゲのようだが、雌雄ではっきり色の異なるバタフライアガマ属にしては色が同じ個体しかいない事に気づき、単為生殖をおこなう珍しい爬虫類ではないかと考えた〔〔新種のトカゲ、ベトナムの料理店で発見 ''ナショナルジオグラフィック ニュース'' 〕。 グリズマー親子はホー・チ・ミンに飛び、そのレストランに生きた個体の電話予約を入れたが、店主が酒に酔って予約を忘れてしまい、オートバイで8時間かけてメコンデルタのレストランに到着した頃には全てが調理されていた。幸い、あまり珍しいトカゲではなかったため、すぐに同じ種を扱う別のレストランが見つかった事や、地元の小学生が捕獲に協力してくれた事もあり、最終的に約70匹の個体を採集できた。その個体は全て雌であり、腕部の大きな鱗と趾下薄板の特徴から新種であると判明したため〔、2010年に ''Leiolepis ngovantrii'' という学名で記載された〔〔Leiolepis ngovantrii GRISMER & GRISMER, 2010 ''The Reptile Database'' 〕。種小名 ''ngovantrii'' は、発見のきっかけを与えたゴー・ヴァン・トリ (Ngo Van Tri) に対する献名である〔。ホロタイプ、パラタイプ共に2009年6月21日に採取された個体である〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「レイオレピス・ゴーヴァントリイ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|